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キャリアコンサルティング技能検定2級/試験結果分析(その2)

キャリアコンサルティング技能検定2級/試験結果分析(その2)


前回からの続き。



シビアな現実を目の当たりに!!



■論述 60点 合格


■面接

・基本的態度 60点 

・関係構築力 55点

・問題把握力 50点

・具体的展開力 50点

合計53点 不合格


まずは基本的態度から見てみたい。


こちらは60点と、かろうじて合格点。


オフィシャルにある、評価区分をみてみますと、

基本的態度:キャリアコンサルタントとして自分をありのままに受容し、
言語・非言語で 表現し、多くの場合、一致していること。
また、必要に応じて相談者の個別問題に応じた支援
(助言・情報提供等)を適切に行うことができること。


とあります。

とかく、わかりにくい文章である。

一見すると、要はラポールの構築か?

と思わせる感じもあるが、そちらは「関係構築力」

で問われているので、

文面からはあくまで自己一致しているかどうか?

が評価基準のようだ。


これについては、

自分で自己一致していたかどうかなんて、

わからない。


合格者の実技を見たわけではないので、

ここからは自分の解釈。

「自然且つ、友好的な態度」

が自己一致ではないか、と思う。


試験である限り、明確な合格基準はあるはず。


試験員が「自己一致」をどう判断しているのか、

興味深いところである。


続いて、後半の


「また、必要に応じて相談者の個別問題に応じた支援
(助言・情報提供等)を適切に行うことができること。」

であるが、

まず「個別問題」を把握しないといけないわけだから、

ここはヒアリングと情報収集。

そう問題なくいけるところ。


そして、

「個別問題に応じた支援
(助言・情報提供等)を適切に行うこと」

である。


ここは結構突っ込んだ文章に見える。


私のケースでも、相談者の抱える問題は

複数出てきた。

それに対して、助言、情報提供を適切に行うわけだから、


傾聴やラポールの構築に徹していてはダメなわけです。



某予備校対策講座の講師の方も

おっしゃっていたことだが、

昨今は「具体的展開力」に比重が置かれてきていると教わった。


実務で20分という時間は、ラポールの構築と

傾聴(情報収集ヒアリング)で費やされてしまうのが

普通ではないだろうか。


ということは、実務経験が長い人ほど

落とし穴がある。


意識をチェンジし、

序盤から助言や情報提供を

積極的に行う「攻めの姿勢」が、

合格には必要なのではと

思われる。



次回へ続く。



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