稲盛和夫さんの経営論
恥ずかしながら、
今さら、
稲盛和夫さんの著書を初めてしっかり読んだ。
本から伝わってくる人柄としては、
頑固親父そのものという感じだが、
いつの時代にも変わらない、
経営の要諦を語っているように思う
経営者は理念を持ち、
哲学(フィロソフィー)を語り、
コミュニケーションで徹底的に刷り込む。
端的には、私はこのように捉えました。
どちらかというと、強烈なリーダーシップで引っ張るということ。
JALで社長を任させれた時は、
旧来の考え方を変えられない管理職に対して、
おしぼりを顔にぶつけて叱責したとか。
この気合。嫌われる事など気にしない。
特にコミュニケーション、
飲みにケーシヨンで徹底的に語る。
悩み多き管理職へ問いかけることは・・・
みんなの意見を尊重してとか
そんな事では時代のスピードについていけないから。
だけど、一方的に押し付けるのではなく、
徹底的にコミュニケーションはとる。
一読すると、情熱(PASSIONという著書もある)とか、
哲学とか、精神論のようにも感じます
とにかくコミュニケーション、話せばわかる。
褒めて育てるとか、
パワハラと指導の境目とか、
理解のある上司であるべきとか、
直球だけでなく、
チェンジアップや変化球も求められる
昨今の指導の現場において、
袋小路に入ってしまった人には
逆に新鮮で、気づきになるようにな気がします。
リーダーシップで悩んでいる人には、
是非一度著書を読むことをおすすめします。
そして、
こちらは論理的で、
小グループの利益の上げ方の基本でした。
「売上最大、経費最小」って、
当たり前だけど、
しっかり意識している組織ってどれだけあるか。
リーダーとしての考え方、
組織の利益の上げ方、
両方を学ぶには、
稲盛さんははずせない。
終わり。