実際のところ、キャリアコンサルタントは食べていけるのか?
さて、今回はこの命題について考えてみます。
私は、JCDAの会員です。
大体、一日1~2通は何らかのメールがJCDAから届きます。
次に求人や、会費や更新についてのお知らせが、
大体同じ割合くらいでしょうか。
そこで、求人はどれくらいなのか。
感覚値的には、10%くらい。
週1件くらいでしょうか。
わりと来るな、という印象。
食える仕事はどれくらいあるのか。
大事なのは、「食べていける仕事なのか」ということ。
まず、雇用形態は契約や業務委託など、
期間を定めた正社員でないものが多い。
そして、時給制が主。
時給額は様々ですが、大体1,500円~2,000円くらいが相場。
事務派遣の時給よりは少し高いくらいのイメージ。
キャリアコンサルタントの職種は?
主なものは、以下のような感じ。
1、大学や公的機関のキャリア相談業務
2、日本○ンパワーなどのキャリア関連企業の企画等
3、人材関連企業の企画、コンサルタント等
4、講座のお手伝いなど単発の仕事
件数的には1が多いです。
最近では、JCDAの正職員募集、なんてのもありました。
では、食っていくことができるのか?
話をまとめましょう。
時給額を見てもらうとわかる通り、
金額は割と悪くはないので、
期間満了で仕事が終わってもさほど困らない、
一度現役をリタイアした方や、
世帯主でなく、
家計の足しにしたい主婦の方などには良い。
ただ、家族を養う大黒柱が、それだけで食っていくのは
難しい資格と言える。
キャリアコンサルタント人数の推移は?
キャリアコンサルタントは着実に増えており、
2018年11月末現在で、全国で39,011名。
国が後押しする、
2024年に10万人を育成する、キャリコン10万人計画もあり、
今後も増えていく事は間違いない。
競争倍率は、右肩上がりになることが予想される。
資格では食えないのか、
でも、期待して、もう取ってしまった。
では、どうすればよいのか?
次はそこを考えてみたいと思います。
以上