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【海外事例】外国人労働者の受け入れ

2019年4月から施行される、改正入管法

 

以前も概要についてはまとめていますが、

今回は他国の外国人労働者受け入れ状況を書いてみます。

尚、制度の細かい部分は、専門の書籍などをご参照ください。

 

 

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韓国の外国人労働者受け入れ状況

 

 

・ポイント

 

1、受け入れる人数は、自国民で仕事を補えない人数のみ

 

2、永住権取得は認められていない

 

3、仲介機関は一つだけ

 

4、働くための費用が安く、高賃金である

 

 

 

順番に見ていきます。

 

 

1、受け入れる人数は、自国民で仕事を補えない人数のみ

 

韓国の、基本的な外国人労働者の受け入れ方針は、

「自国民で足りない労働力のみ外国人材で補う」

年度により上下はあるものの、概ね年平均5万人程度の受け入れ人数です。

 

政府が年ごとに様々な景気指数を勘案し受け入れ人数を推計し公表。

受け入れ業種も、農水産業、畜産業、製造業、建設業、一部のサービス業と

決められており、あくまで自国民が就業できる業種と人数を保護することを

優先としている。

 

ちなみに、2018年5月時点での外国人労働者は約26万人で、

その大半が製造業に就いている。

 

2、永住権取得は認められていない

 

在留期間は3年間。

その後、雇用主が希望すれば4年10か月まで延長が可能であるが、

永住権の申請が可能となる5年在留の前に帰国してもらうようになっている。

2012年から制度が改正され、一度帰国し3ヶ月後に再入国できる

ようになり、合計で9年8ヶ月まで働けるようになったが、

特定技能2号で、事実上永住が可能となった日本とな異なり、

永住への道は閉ざしている。

 

3、仲介機関は一つだけ

 

 

韓国で働く場合に仲介するのは、

政府機関である「雇用センター」のみである。

韓国で働く事を希望する外国人は、まず自国で韓国語能力の

審査を受け、審査に合格したら自国の政府機関等を通じ

「雇用センター」へ求職者名簿が送られる。

「雇用センター」は外国人を雇用したいと申請した企業に

候補者を提示し、就業に至る。

 

日本との大きな違いは外国のブローカーなどが

関与しない点。

既に知られている事実だが、来日する外国人は自国のブローカーや

送り出し機関に50万円~100万円程度の手数料を支払っている。

留学生の場合前払いの学費を含めると、100万円をゆうに超える。

 

いわば既に借金を抱えた状態で来日し外国人労働者

借金返済のために必死に働こうとする。

その点につけ込み、劣悪な環境や違法な低賃金で働く事を

余儀なくされる例が横行している。

 

 

4、働くための費用が安く、高賃金である

 

 

3のポイントで書きましたが、仲介機関は国が管理する

「雇用センター」だけなので、韓国で働くには余分な費用が掛からず、

外国人材が負担するのは韓国への渡航費のみ。

日本のように大きなマイナスからスタートするという事は無いようである。

 

また、2017年に行われたアンケートで、韓国で働く理由の中で

7割を占めるのが、賃金が高いからと回答されている。

永住権は認められていないし、自国民優先など、

韓国人と比べ決して「平等」という感じはしないが、

制度をしっかり理解し、期間を決め納得して就業している

外国人材が多いと思われる。

 

 

ウインウインの韓国、あくまで上から目線の日本

 

 

韓国と日本を比較してみると、

あくまで自国民の雇用を優先するものの

高賃金など外国人材もそれなりに遇し、

ウインウインの関係で働いてもらおうという韓国。

 

人材が不足し、本音では外国人材にたくさん来てもらいたい状況でありながら、

事実上の移民制度が解放された事を認めず、

借金を抱えさせた上で、低条件で働かせようという思惑が見えてしまう日本。

 

もちろん、韓国の制度にも細かに見れば問題はあるのでしょうが、

やはり、日本の制度の問題に目がいってしまう。

 

特に、

 

発展途上国への技術移転が本来の目的である技能実習制度が、

日本人が嫌う業種への、安価な労働力供給になってしまっている点。

「日本への留学」=「日本語学校への留学」という実際に対して、

現実を知らないまま借金を背負い留学した学生が、

日本人が嫌う業種の仕事を補っている点。

 

 

以上2点についてはとても気になるポイントだ。

 

外国人に選ばれなくなったら国難が訪れる

 

 

先日タクシーの運転手さんから興味深い話を聞いた。

 

ある牛丼チェーンに入った時のこと。

東南アジアの方と、日本人の若者が働いていた。

日本人は愛想も無く、いかにもやる気が無さそうな態度で働いていたそうだが、

東南アジアの方は愛想もよく、一生懸命働いていたように見えたとのことだ。

当然その運転手さんは、東南アジアの方に好感をいだいたわけだが、

現状の日本の制度からいけば、能力が高く、やる気がある外国人より、

そこそこの日本人の方が選べる仕事も多く、雇用条件も有利になる。

 

中国が少子高齢化へむけ加速化している。

また、優秀なアジアの方は、まずはアメリカやヨーロッパへ

留学・就職することを目指し、そこへ漏れた人材が

「その下の選択肢」として日本を選んでいるという話もある。

 

当たり前のことだが、国籍や人種ではなく、

能力の高い人材がより良い処遇で扱われる事は、

資本主義では当然のこと。

 

安価な労働力の確保ではなく、

優秀人材の獲得という視点で制度を変えていく事が必要だ。

今回の法改正がそのような方向へ行くことを期待するが、

あまり時間は無い。

 

 

以上

 

 

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