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【2分でわかるキャリア理論】ロジャーズのクライエント中心療法

こんにちは。

 

著名なキャリア理論の要点を紹介し、

人材紹介の実務で用いる際のポイントを解説します!

 

この記事は2分で読めますので、是非最後までお目通しください。

 

目次

 

キャリア理論に関する過去記事です⇊

 

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カールロジャーズとはどのような人なのか

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フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用

 

まずはロジャーズの経歴をまとめます。

 

 幼少期から青年期

1902年、アメリカ東部イリノイ州で生まれる。

  • 厳格な過程で育ち、恥ずかしがりやで怒りの感情表現が下手な子であった。
  • 17歳でウィスコンシン大学の農学部に入学するも、宗教に関心を持ち、牧師を目指し転部。
  • 体調を壊し牧神を断念した後、24歳でコロンビア大学教育学部へ移籍。
  • 大学では臨床心理学・教育心理学を専攻。

若い頃から宗教に関心を持ち、精神世界へ関心を寄せていたことがわかります。

 

大学卒業から就職

  • 大学卒業後はニューヨーク市児童相談所でインターンを経験。
  • 26歳でロチェスター児童愛護協会児童研究部に就職。8年間は不良少年の診断・処遇に関わる。
  • 不良少年との関りから、治療者が高圧的になったり、押し付けたりすることは、一時的な効果しかないことに気づく。
  • 37歳で、オハイオ州立大学臨床心理学専任教授になったロジャーズは、スーパービジョンを活かしたカウンセリング教育を進める。
  • この頃、心理療法で問題解決よりも個人の成長を援助する「非指示的アプローチ」を提唱。
この頃に「非指示的アプローチ」が確立されてきまたようです。チームマネジメントにも有効か考えたい命題です。
 

晩年~「クライエント中心療法」確立へ

  • 43歳でシカゴ大学心理学教授、カウンセンリングセンター長となる。
  • クライエント自身の成長や自己実現力を信頼することの重要性を説く。
  • 1951年著書「クライエント中心療法」を発表。
  • 1968年、66歳の時に人間科学研究所を設立。エンカウンター・グループを実践。
  • 1987年、85歳で亡くなる。

クライエント中心療法

「可能性に向けての実現傾向」×「非指示的アプローチ」により、

「クライエント中心療法」は完成をみます。

そして、カウンセリングが成功した人の人格は「経験」と「自己概念」の重なりが

より増した状態になり、心理的に安定した状態となります。

 

カウンセラーに必要な3つの条件

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ロジャーズは、カウンセラーには3つの条件が必要で、しかもそれだけで十分であると

考えました

 

自己一致

カウンセラー自身がありのままの自分でいること。自分自身に誠実であること

それによりクライント自身も、自然に、自分自身でいることができる。

 

無条件の肯定的尊重(受容)

あるがままにクライエントを受け容れて、尊敬心と思いやりを持ってクライエントにかかわること。それによりクライエントは場に対する安全感を持ち、自分が持つ問題の中核に入っていくことができるようになる。

 

共感的理解

カウンセラーがあたかも自分がクライエントになったかのようにクライエントの世界を感じること。それにより、クライエントは自分が大事にされていると感じ、自身が意識していない経験をも理解し、カウンセラーに伝えることができるようになる。

 

傾聴の重要性

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ロジャーズ自身、専門性が高まるが故に、クライエントの話を素直に受け止めていなかったという反省の言葉を口にしており傾聴の重要性を説いています。そして、傾聴こそが、前述の3つのスキルを実現する土台であると語っています。

 

 転職支援の実務では・・・?

 

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ロジャーズの基本的な姿勢は、答えはクライエント自らの中にあり、
カウンセラーはクライエントを尊重し、支えることを中心に置いています。
性善説にも近い考え方です。
 
しかし、転職支援の実務では、
なかなかそうもいきません。
 
職場や周囲の人間への歪んだ思い込み(イラショナルビリーフ)。
実際の転職市場とかけ離れた、独りよがりな希望条件。

求職者へ説教をしたくなってしまう思いをなんとかこらえ、
日々対応している紹介エージェントも多いのでは。
 
求職者のいう事を全部聞いてしまい、
愚直にその通り求人を探そうとすると、売れないエージェントになってしまいます。

しかし、
明らかに間違っていることを言っていても、
頭ごなしに否定してくる相手には拒否反応を示すのが人間です。
 
カウンセラーとしては支援を継続し、
他エージェントに逃げられないようにしなければなりません。

よって、ファーストヒアリングでは傾聴と3つのスキルを
フル活用し、「ラポール形成」することが重要となるのです
 
理想は、クライエント中心と思わせておいて、相手も気づかないうちに
「条件緩和」や「思う方向への誘導」ができているというパターン。
 
 
紹介会社のエージェントは常に求職者と自身の関係性を
俯瞰で見ることが、必要となってくるのです。
 
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