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【会社の辞め方】退職代行を頼む前にできること。

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こんにちは。

 

「退職代行」が話題です。

 

転職支援業を生業にしてますと、当然、退職交渉についても相談を受けます。

今回は実際の事例に基づいて、私が行ったアドバイスを書かせていただきます!

 

目次です⇊

 

新型コロナによる転職市場の変化

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転職市場が、大きく変わってきています。

 

人手不足から、人あまりへ。

 

実際、私の会社の登録者をみても、

薬剤師などの資格職は大きな変化はないものの、

医療事務など、非資格職については登録者の伸びが見られます。

 

特に、派遣やパートなど非正規で働いてきた方々から

ヒアリングをすると、「コロナの影響」と第一声でおっしゃる

方が増えてきました。

 

一方、IT系の専門スキルや、資格による独占業務領域がある方には

まだ影響が少なく感じられます。ただ、専門領域があるというのはいつの

時代でも大きな強みですが、まだまだ先が見えない状況、油断は禁物です。

 

長期化する新型コロナの世界的な影響、アフターコロナの新基準、、、

 

人材の世界でも大きなシフトチェンジが待っているような気がします。

 

 

退職交渉の実例

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最近は読書読書の日々ですが、ふと本屋さんで目にして、この本を購入。

退職代行 (SB新書)

退職代行 (SB新書)

 

 

 著者は子育て中の女性弁護士。

退職代行のリアルが事例と共に書かれており、一気に読了しました。

 

私も転職支援を通じて、会社が退職を認めてくれないので

どうしたらよいか教えてほしいと相談されたケースは

いくつかあります。

 

実際の事例を一つご紹介します。

 

《20代女性の事例》

・お仕事:医療関連職

・経歴:事業所で勤務し7か月

・転職理由:

入社半年で、前任者の異動を理由に管理者を任されるが、

経験が少ないことから業務に不安を抱える毎日を過ごす。

また、残業代の不払いなど労務管理が杜撰であった。

そして、入社前から、会社が早期に管理者にする意図をもっていたことが

明らかになり、不信感から退職を決意。

 

この方は在職中に転職活動を始め、

無事、転職先は早い段階で決定しました。

 

転職先会社の入社日の2か月前に退職の意思表示をしましたが、

会社側は後任の管理者がいないなどを理由に、更に2ヵ月程度

退職を伸ばすよう要求してきました。

 

そんなに伸ばしたら、転職先の会社にも影響が出ます。

下手をしたら、内定の取り消しも考えられます。

 

退職交渉のポイント

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私が行わせていただいたアドバイスは、以下の4つです。

 

①法律的知識を身につけて交渉する

・退職申し出から2週間経過で、雇用関係は消滅する

・有給休暇の消化は労働者の権利である(退職時に消化する期間が無い

場合においては、買取も認められる)

・強引な退職の引き留めは、憲法で保証されている「職業選択の自由」

を妨げるもので、憲法違反になることもありえる

 

退職交渉は感情論に陥ることも多いです。

最低限、以上のようなことを知ったうえで交渉する事で、

理詰めで、話をすることができます。

 

②労基署へ相談するそぶりをみせる

 

始めは、①のように知識を身につけたうえで真正面から交渉しましょう。

そのうえで、会社側が理不尽な要求を突き付けてきたり、

交渉自体に応じないようでしたら、「労基署へ相談します」

メール等で通告しましょう。

 

お役所や公権力の名前を出すと、

態度ががらりと変わるケースは多いです。

 

③引継ぎをしっかり行うなど、誠意をもって交渉する

 

これも大事な要素です。理由は二つあります。

 

一つ目は、要求を通すのならば、義務も果たさないといけないということ。

引き継ぎなどを放置し、早期で退職したいなど、

一方的に要求を通すだけでは会社側も抵抗してきます。

 

二つ目は、世間は狭いということです。

あまりよろしくない退職の仕方をしてしまうと、

どこでその話が広まってしまうかわかりません。

 

特に資格を持つ専門職で、狭い業界内で転職する場合などは

注意が必要です。

 

「立つ鳥跡を濁さず」

できるだけ、円満に辞めるに越したことはありませんよね。

 

ただし、身体的、肉体的に耐えがたいパワハラを受けている

場合などは例外です。

 

④メールや書面などでやりとりする

 

言った、言わないを防ぐための常道です。

 

また、電話や、直接会って社長や人事担当者と交渉することは

多量のエネルギーを必要とします。

 

無用なプレッシャーを減らし、新たなスタートへ向けエネルギーを

貯えるためにも、退職に関する希望を伝えるのは、

メールでもよいと私は思っています。

 

結果として、事例の20代女性の方は、

当初の希望通りの日付で、転職をすることができました。

 

退職で悩む方の傾向

 

私が今まで接してきた転職者の方々で、

退職について相談を受ける場合の傾向として共通しているのは、

 

・真面目な方

・法的な知識がない

 

この二つです。

 

真面目な方は、自分が辞めることで迷惑をかけるんじゃないか、

悪いことをしているんじゃないか、と罪悪感を感じてしまったり、

考えすぎてしまう傾向が強いように感じます。

 

そういう方へは、新たに始まるスタート(転職先の仕事)の方へ

意識を向けることをアドバイスします。

辞めてしまう場所に精神力を割きすぎすぎるのは、

エネルギーがもったいないですからね。

 

そういう意味では、「退職代行」は理にかなったサービスです。

 

また、法的知識が無いがゆえに、どうしたらよいかわからない、

ただ不安になってしまうという方も多いです。

 

法律的に、労働者は圧倒的に保護されています。

そこを知るだけでも、気持ちが変わります。

 

まとめ

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「退職代行」の本を読み、

やはり弁護士とキャリアコンサルタント、

人材紹介会社のコンサルができる事には差があります。

 

キャリアコンサルタントが交渉を行うと、非弁行為となり

罰せられる可能性もあります。

 

色々な手を尽くしたが、

もう自分ではどうしようもない、という状況なら、

退職代行会社に依頼することもありかなと思います。

 

人材紹介会社を利用し転職をする際は、

是非、コンサルタントに相談してほしいと思います。

 

中には、何もアドバイスしない(できない)

コンサルタントもいるかもしれませんが、

円満に退職し、新たな会社へ入社するまでが仕事だと思っています。

 

退職は、必ずできます。

 

必要なことは、きちんと知識を得て、

粛々とすすめることだと思います。

 

さあ、天気も良くなってきたので、

運動不足解消で散歩に行ってきます!

 

今日も明るく、前向きにいきましょう!