転職エージェントを選ぶ際に
なんといっても大事なのが、
担当者の良し悪し。
でも、実際に利用してみないと
そんなのわからない!
と思いますよね。
それが、
ファーストコンタクトでわかると
良いと思いませんか?
転職エージェント歴9年。
自身もエージェントを利用し転職を
したことがある経験から、
良い担当者、悪い担当者の
見分け方を伝授します!
目次⇊
まずはエージェントが何を考えているかを知ろう
暴露?!転職エージェントの本性!
まずは、転職エージェントの
「ホントのところ」を書いちゃいます。
① 売上が一番である。
② 求職者を飯のタネとしか見ていない。
③ 転職さえ決まれば、その後はどうでもよい。
④ 同業他社を出し抜くことばかり考えている。
⑤ 転職させるためには、ウソもつく。
いきなり過激なことを書いてしまいました。
実際のところは、こんな担当者ばかりではありません。
しかし、こういった
担当者がいることも、事実なのです。
逆にいいますと、
これらに該当しないような
担当者をどのように選べばよいかが、
良い担当者を見分けるポイントになります。
良い担当者、悪い担当者の見分け方
① 声のトーンが明るく、傾聴がうまい
これは、転職エージェントを
利用する側として思ったことです。
転職エージェントと初めて話すのは
電話が多いと思います。
エージェントが使う電話のテクニックはこちら⇊
どこまで本音を話すべきか、、、
転職理由を伝えたら否定されないだろうか、、、
そのような求人は無いと言われたらどうしようか、、、
求職者側としては、色々考えてしまい、
結構緊張するものです。
エージェントとしては、
相手をリラックスさせ、
出来る限り本音で話してもらうことが必要です。
そうしないと、
転職の主訴や人柄がはっきりわからず、
マッチングの精度が下がるからです。
いわゆるラ・ポール形成が凄く大事です。
それには、声のトーンが明るく、
傾聴がうまい方が話しやすい。
それができるのは、
ラ・ポール形成の重要性が理解できている
ベテラン担当者といえます。
② 転職条件以外の質問が多い
私が後輩へのアドバイスの中でよく言うこととして、
転職条件の質問は最後の一割でよい。
転職に至る背景や、その人が大事にしたいことを
たくさん聴くこと、というのがあります。
なぜなら、転職条件はメールや書面でもできる
定型的な質問であり、本当にその方に合う求人を提案するには、
背景や大事にしたいことを把握することが重要だからです。
最初から最後まで条件確認のみに終始し、
短時間でヒアリングが終わる担当者は、
浅い内容でしか、
求人提案ができないと思います。
③ レスポンスが早い
担当者のレスポンスが早いことも重要です。
クイックレスポンスは営業系の仕事をやる人に
とっては基本中の基本なので、
そこがわかっていることが、まず信頼感につながります。
そしてもう一つの理由として、
抱えている求職者が一杯で、
対応が遅れている可能性が考えられるからです。
優先している求職者を複数抱えている場合、
転職エージェントは「お腹いっぱい状態」になり、
更に対応する場合はどうしてもレスが遅れたり、
注力度合いに差が出てしまいます。
特に最初の2~3回のレスのスピードを
注視してみましょう。
④ 業界知識、法律に詳しい
プロである以上、業界の移り変わりや最新トレンド、
労働法等に詳しいことは当たり前です。
自身がわからないことを
2~3質問してみると
よいと思います。
淀みなく答えが出てくるようなら、
日頃からしっかり勉強している担当者です。
仕事に対する取組み姿勢が、
信頼できると思います。
⑤ 求人のデメリットも伝えてくれる
求人の良い部分ばかり言う担当者。
売上に追われ、目の前の
数字しか見えていない可能性があります。
転職エージェントの第一目標は、
実は、面接に行ってもらうことなのです。
KPIとして、面接設定率が
必ずどの会社でも設けられています。
俯瞰した姿勢を持ち、良い部分も
悪い部分もしっかり伝えてくれる。
転職の伴走者として、時には
背中を押してくれる担当者が
「できる担当者像」です。
⑥ 求人のアレンジ力がある
求人のアレンジ力とは何か?
それは、転職条件をヒアリングした後に、
求職者本人も気づいていなかったような
新しい転職の道を提案できる力です。
例えば、子育てや介護、
ご本人のお身体の事情等で
働く時間や日数、
業務内容が制限されてしまう方がいます。
そいった方々に多様な提案ができるかどうか。
雇用形態だけでも、正社員、パート、短期パート、
日雇い、契約社員、派遣と多様です。
また、福利厚生も企業によって違います。
子育てや介護であれば、法的に保障される休暇や
給付金などもあります。
知識と経験があれば、それらを頭の中で組み合わせ、
思ってもみなかった働き方の提案ができます。
経験値のある、勉強熱心な
担当者だと思って良いでしょう。
⑦ たくさん求人を送ってこない
求人はたくさん送ってくれた方がよいのでは?
これはその背景が大事で、
まだ、たいしたヒアリングもしていない段階で、
メールで大量に求人を送ってくる場合は注意が必要です。
競合他社をスピードで出し抜き、
面接に連れていくことしか考えていない
可能性があるからです。
経験上、背景や大事にしたいことまで
しっかりヒアリングし、
本当にマッチした求人を提案しようと思えば思うほど、
マッチングに時間も要します。
たくさんの求人を提案する難易度も上がります。
ただし、ケースバイケースの場合もあります。
第二新卒の方で、
行きたい業界が定まっていない場合などは、
とりあえず、たくさんの求人を見てもらい
その後に方向性を絞ってゆくのも方法の一つです。
⑧ 特定の求人を勧めてこない
ある特定の企業の求人を強く勧めてくる
場合があります。
その場合、いつまでに何名入社させるなどや、
手数料率〇%アップキャンペーンなど、
特殊な企業内事情が絡んでいる場合があります。
実際に、ある大手調剤薬局チェーンと
「取り組み」をしていた
某大手紹介会社の話。
転職希望者とのファーストヒアリングの際に、
希望条件に関わらず、
必ずその薬局チェーンの店舗を紹介することが
社内でルール決めされていました。
希望条件は関係ないのです。
しつこく勧めてくる場合は、
何らかの会社事情を疑ったほうがよいです。
⑨ ランキングサイトは全く信頼性が無い
よくある人材紹介会社のランキングサイト。
あの順位は、入札金額で決まっています。
入札金額が高いほど
上位に来るような仕組みなっているので、
乗っているのはほとんど大手紹介会社。
小規模の紹介会社は、
ああいった媒体に多額の広告費は掛けられません。
実際の質とは全く関係ありませんので、
ご注意ください。
まとめ
転職エージェントの良い担当者の見分け方を
3つにまとめてみました。
・第一印象が良い。
・レスが早く、知識がしっかりしている。
・提案に不自然さが無く、しっかり腰を据えた支援をしてくれる。
他の記事でも書いていますが、
最初は2~3社に登録し、担当者と話
自分との相性を比較してみると良いと思います。
その中で、この担当者は良い、という方が
いた場合は、信頼して任せてみるのが良いと思います。
その辺は、こちらの記事に詳しく書いています⇊
もし、提案される求人が今一つだと思えば、
途中で支援中止を申し出ることはできますので。
いかがでしたでしょうか?
転職は大事な人生の転機です。
転機の乗り切り方はコチラの記事が参考になります⇊
皆様のお役に立てれば幸いです。
ご質問や、コメントもお待ちしています!
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