国家資格、キャリアコンサルタント。
試験難易度が低いこともあり、
今や人気資格のようです。
気になるのは、
資格を取っても
求人があるのかどうか。
今回は、現役キャリアコンサルタントであり、
CDA(キャリア・デペロップメント・アドバイザー)
でもある私が、実際に送られてくる求人を集計しました!
・キャリアコンサルタント資格を取ろうか迷っている方。
・キャリアコンサルタントとして食べて行く方法を模索している方。
・資格は取ったが、なかなか求人に巡り合えない方。
このような方々にとって、
今後のキャリアの参考になる内容です!
目次です⇊
キャリアコンサルタント求人のリアルを公開!
実際に
から送信された
求人を集計しました。
集計期間は2019年10月~2020年3月まで。
直近はコロナの影響で求人が少ないので、
コロナ流行前の6か月で集計しました。
集計内容のサマリ
・合計求人件数21件。内フルタイムの仕事は7件(黄色に着色)。
・JCDAの職員を除くと、正社員は1件のみ。
・職種はJCDAの職員やキャリコン講座の運営スタッフが8件、
大学内が7件、公共の施設が5件、一般企業が1件。
・時給は1,500円~1,900円、月給は20万円~30万円前後が相場
集計一覧
いかがでしょうか?
実際のメールはこんな感じ⇊
このメールはCDA会員のみに送信されています。
今回の集計が、キャリアコンサルタント全体の求人を
表しているわけではありません。
ちなみに、
キャリアコンサルタント資格者数は約34,000人。
CDA資格者は18,000人。
キャリアコンサルタント登録をしていない
CDAもいますが、
約半数近くを占める一大勢力です。
求人の扱いも多いものと思われます。
まとめ
キャリコン単体で食べて行くのはハードルが高い
・キャリコン単体で食べていくのは難度が高い。
・資格者人数から推測すると、応募倍率も相当高いものと思われる。
・副収入として考えた場合の時給単価は悪くない。(概ね看護師の時給と同じ)
現状では、
なかなか食えない資格
と言わざるをえないところです。
キャリアコンサルタントで食べていくには?
私が考える、キャリアコンサルタントで食べて行く方法です。
1、独立して顧問キャリコンとして複数企業と契約する
企業がお金を出すときは、
①出したお金以上のリターンが見込まれるとき。
②出したお金によって企業の「不」が取り除かれるとき。
このどちらかに当てはまらないと、
社長はお金を出してくれません。
現状でキャリアコンサルティングは「あったら良い」
レベルであり、高単価では販売しにくい。
よって、単価を低めに設定し、まずは多数の
企業に利用してもらうことが必要です。
しかしながら、
顧問契約を締結するには
人材開発業務の相当な経験値や、
企業に売り込む営業力、プレゼン力
が求められます。
独立する前に、
今勤めている企業で
積める経験があるのであれば、
積極的に手を挙げましょう。
2、クロスライセンスで付加価値アップ
キャリコン×別の付加価値で
企業にとっての重要度を上げる。
前回の記事でも触れています⇊
特に、ITやWEB周り、
経理、法務、経営スキルなど、
企業経営にとって欠かせない
分野のスキルや資格を持っていると、
強みとなると思います。
個人的には、国も推進している
「セルフ・キャリアドック」は、
どんどん企業へ提案していくべき
だと思っています。
セルフ・キャリアドックについてはコチラ⇊
何よりもキャリアコンサルタント自身が
しっかり勉強し、付加価値を
高めていくことが一番重要ですね。
私も含めて、
日々精進してゆきたいものです。
こんな記事もあります⇊