こんにちは!キャリア応援隊長です。
自分本位に振る舞えていますか??
この記事へ訪れてくれた方のお悩みを考えてみます。
1、「ノー」といいたいのについ「イエス」といってしまう。
2、他人の評価を気にしすぎてしまう。
3、人のために動いているのに、心が満たされない。
4、自分の意見を主張する人に、いいように使われてしまう。
5、やりたいことがあるのに、他人に振り回されいつもできない。
自分本位に生きるって、難しい。。。
私も随分悩みました。本屋さんでその手の本を見かけると、すがるように買ってしまう時期もありました。
でも、あるとき気づいたんです。
他人本位で生き続けられるほど、人生は長くないということに。
この記事をお読みいただくと、自分本位に振る舞うための自信がつきます。
具体的には以下の内容を解説していきます。
1、自分も周りも大切にすることはできる。
2、あるがままを示すことが自分本位に生きるスタート。
3、「内的目標」を持つと周りの評価は気にならなくなる。
4、「自分本位」=「いいひとをやめる」こと。
5、「見えないオバケ」を怖がるほど無意味なことはない。
記事の後半では、自分本位に生きる充実感がすぐに得られる「品揃えゲーム」も紹介します!
是非最後までお読みください。
※キャリアのお悩みありませんか?⇊
目次です⇊
自分本位とは自分勝手?
「自分本位に生きる」とはどういうことでしょうか?
自分勝手と混同されがちですが、
それは、明らかに違います。
前回の記事でご紹介した、コーチ大学創設者トマス・レナードの著書から引用します。
「創造的で優秀な人間になるためには、賢く「自分本位」でなければならない。
まず、自分の心の声に耳を傾け、他人の要求は後回しにしよう。
理性的で責任のある自分本位の姿勢が、結局は周囲の人々の利益にもなるのだ。」
「自分のしたいこと、本音をはっきり口に出していうことは、あなたにとっても、
周囲の人々にとっても大切なことだ。「私はこういう人間です」と明確に示すことができれば、周囲の人は安心してあなたに接することができる。
自分の意見を持ち、堂々としている人の周りに、人は集まってくるものだ。」
「自分本位とは、決して人をないがしろにするという意味ではない。苦しんでいる人を
平気で見捨てるような冷たい人間になれ、ということではないのだ。むしろ、
人を助けようとして自分が燃え尽きてしまわないために、余力を確保するのだと考えよう。」
前回の記事はコチラ⇊
いかがでしょうか?
自分本位でいることとは、
本当の自分を周囲に知ってもらうことで、よりよい人間関係を築き、双方が得をすることにつながるのです。
自分本位に振る舞うことが怖い人へ
とはいえ、人間は社会的な生き物です。
集団の和とか、阿吽の呼吸とか、我が国では自分を押し通すより、周囲へ同調するほうが美とされるところがありますよね。
まず、ここの思い込みを変えなくてはいけません。
ありのままの姿、自分本位に振る舞うことは怖くありません。むしろ、それが全ての始まりです。
あなたが本来の自分ではない態度でいることは、周囲も本来のあなたを知ることができなということ。
あなたが心地よく感じるコミュニケーションをとることができないのです。
ヒルティの名著「幸福論」で「人から好意を持たれる人」の共通点として、このように書かれています。
人から好意を持たれる人には、いくつかの特徴があるものだ。
一つは、あるがままの自分を示し、とりつくろったり、隠し立てしない人。自分からこうした態度を取れば、相手も自分を率直に示すようになり、よい人間関係が築けるようになる。
自分本位に振る舞うことで相手は安心し、あなたに対しても率直に振る舞ってくれます。
こここそが、本来のコミュニケーションが生まれ、苦しみから解放されるスタート地点です。
まずは一つでいいと思います。いつもなら我慢してしまうことを試してみましょう。
拍子抜けするくらいあなたを受け入れることに気づくはずです!
「ノー」と言いたいときになぜ「イエス」と言ってしまうのか
自分の意見をいえない心理は、自信がないことからきています。
例えば、こんな悪循環。
組織での自分の存在に自信がない→依頼を断ると存在が危うくなる→嫌な依頼でも断れない(ノーではなくイエスと言ってしまう)
今所属している組織の中で目標を見出せれば問題はないのですが、様々な事情により難しい場合もあるかもしれません。
その場合は、内的目標を持ちましょう!
※内的目標についてはこちらの記事で詳しく解説しています⇊
内的目標とは、あなた自身のなかで身近に目指す目標のこと。
必ず守る心がけといってもよいかもしれません。
私は以前、営業から顧客と接点の無い管理系の仕事へ回されたことがありました。
自分を否定された気がしてかなり落ち込み、怒りも覚えました。
しばらくひきずりましたが、このままではダメになると思い、目の前に仕事に集中するように切り替えました。
ミスをしない、問い合わせにはスピーディーかつ確実に答える、そこにモチベーションを置くようにすると、周りからどう思われているかが気にならなくなりました。
少し脱線してしまいましたが、「ノー」といえる自分になるためには自信をつけることが大切だとお伝えしたいのです。
気持ちよく「ノー」という心がけ
「ノー」ということは、相手と良好な関係を築きたいという意思表示なんです。
なぜでしょうか?例をあげてみます。
あなたの同僚に、デスクでいつもお菓子を食べている人がいたといます。食べかすがちらばり、テスクの上はいつも不衛生です。
あなたはイラつき、不快な気持ちになりますが、仕事がやりづらくなることを恐れ「ノー」と言えません。
この状況が続くとどうなるでしょうか?
同僚はあなたが不快に思っていることを知りません。意思表示をしていないからです。
あなたは同僚をどんどん嫌いになり、いつかキレて怒鳴ってしまうかもしれません。
はたまた、一切話さなくなり、仕事がぎくしゃくしてしまうかもしれません。
自分本位に「ノー」ということは、「あなたと良好な関係を築きたい」という意思表示であり、そのスタート地点なのです。
笑顔で率直に気持ちを伝えましょう。
同僚はあなたの気持ちに気づき、行動を変えてくれるはずです。
自分本位に生きる=いいひとをやめると何が変わる?
自分本位に生きるのが怖い人は、いいひとでいようとする人です。
聞きたくもない話に相槌をうつ、気の乗らない誘いにも付き合ってしまう。
いいひとは嫌われないかもしれません。しかし、自分のことは嫌いで、他人のために人生を生きることになってしまいます。
結果、訪れるのは後悔です。
アップル創業者であるスティーブ・ジョブズの有名な言葉です。
あなたの時間は限られている。だから他人の人生を生きたりして無駄に過ごしてはいけない。
そして最も重要なのは、自分の心と直感を信じる勇気を持ちなさい。
それはどういうわけかあなたが本当になりたいものをすでによく知っているのだから。
※Wikipediaより
いいひとをやめると自分が本当に行きたいところにいけます!そうスティーブ・ジョブズが教えてくれています。
自分本位に生きるー見えないオバケはいない!
最後に伝えたいことは、見えないオバケを恐れてはいけないということです。
自分本位に生きられず他人本位になっている人は、予測する力が凄いんだと思います。
「ノー」といったら嫌われるんじゃないか…
裏で批判されるんじゃないか…
自分勝手なやつと思われるんじゃないか…
全て証拠の無い思い込みなんですね。
見えないオバケを怖がっているだけです。
ペンジルベニア大学の研究では、心配事の79%は実際には怒らず、残りの16%も事前に準備していれば対処できることで、実際に心配事が起こるのはたった5%だったそうです。
自分本位に生きることをストップしているのは見えないオバケに恐れている自分です。
そして、見えないオバケが現れることはほとんどないのです。
自信を持って「ノー」と言いましょう。
自分の意見を伝えましょう。
そして気にしていたことが起こらないことを繰り返し体験すれば、
自分本位であることがやがて自然になってきます!
自分本位になれる「品揃えゲーム」とは?
それでも、働きなれた職場で、
いきなり行動を変えるのには抵抗があるという方には、
「品揃えゲーム」がおすすめです!
最初に紹介した本の中でも紹介していますので、是非お手に取ってみてくださいね。
「品揃えゲーム」のやり方は簡単です。
1、やりたいと思っていたけど今までできていなかったことを7つ書き出す。
2、一日に一つずつ順番に実行し、7日間で片づける。
たったこれだけです。
欲しかったものを揃えることでも、
今までできなかった行動でもよいです。
このゲームの効果は、
あれこれ考えて結局何もしないで終わるといういつものパターンから抜け出し、充実感と自信を得られることです。
7日間経ったあとには、
自分の人生が大きく前進した
充実感が得られるはずです!
実際に私が7日間でやってみた内容はこんな感じです。
・気になっていた有料セミナーに思い切って申し込む
・RPAの無料説明会に申し込む
・関係が途絶えていた友人に久しぶりに連絡する
・有料のニュースサイトへ登録する
・図書館の本を予約する
・積み重なっていた本を整理する
・テレワークで映えるシャツを買う
終わったことは、線を引いて消してゆきます。
一つ一つクリアしていくことで、自分の人生を前に進めている充実感が得られました!
まとめ
この記事でお伝えしたいことをまとめます。
1、自分本位とは、「自分を大事にして生きる」ということである。
2、自分本位とは、自分がどういう人間かを周囲に理解してもらうことであり、双方の利益につながる。
3、自分本位は他人に冷たくすることではなく、むしろ人を助けるための余力を残しておくために必要な振る舞いである。
4、相手に曖昧な印象を与えず率直に語るほうが、周囲もむしろ接しやすい。
5、「ノー」ということで相手と良好な関係を築ける。
6、自分本位を隠し他人に合わせることは、自分を嫌いになることであり、他人の人生を生きることである。
7、いいひとをやめることで、自分の行きたいところへ行ける。
8、自分本位に振る舞っても、恐れていることは95%起こらない。
9、自分の意見を持ち堂々としている人に人は集まってくる。
10、「品揃えゲーム」は賢く自分本位になれる充実感が得られる。
もし、後回しにしていることが思いあたるのなら・・・
いますぐ紙に書き出してみましょう!
そして、明日から一つづつかたずけてゆきましょう!
来週の今日には、「賢い自分本位」に
一歩近づいた自分に出会えるはずです!
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