他人と自分を比べていませんか?
ついつい他人の優れているところに目が行き、
自分はだめだなぁと落ち込んでしまう。。。
でも、自分の性格を知り、
強味を生かすことを知れば、
他人と比較することに何も意味は
ないことに気づきます。
今回は、
他人と比較しないで前向きになれる
「3つのi」をご紹介します。
目次です⇊
自分にないところを求めて落ち込む
私の会社に部下をほめることが
上手な同僚がいました。
小さな成功や仕事の
進捗についてとにかくほめます。
彼は前向きな性格なので、
部下からの信頼も厚く、
現場を活気づけていました。
私はどちらかというと、
細かいところを指摘してしまうタイプ。
部下からの報告に
抜け漏れはないか、もっと完成度を
上げることはできないかなど
細かいことを考えてしまう癖がありました。
手放しにほめるというのが
苦手でした。
いつしかその同僚を見るたびに
自分にはできないなぁと落ち込むように
なってしまいました。
他人と比較する意味のなさ
そんなときに、この本の内容が
きづきを与えてくれました。
この本は、
著者の町田康さんが断酒に成功した
ことを書いている話なのですが、
酒を飲んでしまう原因のとらえ方が
とても鋭いといころをついています。
この本はこちらの記事でも取り上げています⇊
酒を飲む原因とは、
自分が他人より優れていると思っている
からであり、自分を「普通以下のアホ」と
思えば現実とのギャップは存在せず、
自分を慰めるための酒から抜け出せると
書いているのです。
そのうえで、
このようなことを書かれています。
記事から引用します。
「他人と自分を比べることによって自分の価値を計ることの無意味さを知る。(中略)他人と比べて自分はアホ/かしこ、ということになんの意味もないということを知るべきなのである。それを知れば虚無退嬰(きょむたいえい)に陥ることはない。自分が阿呆であるか賢児であるか。自分が内面的に豊かであるか貧しいか。それと他人は関係がない。それをこそ知るべきなのである。それを知らないで、他との比較においてのみ自分を知ろうとすると、絶えず不安に脅かされることになる。なぜなら他人もまたそのようにして自己を計っているからである。」
ストレスの源は、
他人と比較することにあります。
では、なぜ他人と比較してしまうのでしょうか?
それは、自分に対する過剰な期待から
きているのではないでしょうか。
・自分はもっと評価されるべきだ…
・自分はもっと稼げるはずだ…
・自分はあいつよりできるはずだ…
しかしながら、
現実はなかなか思い通りには
いかないですよね。
先ほどの同僚の話でいうと、
私の心なかで自分のほうができるはずだ、
という気持ちがあったからこそ、
同僚のよいところを認められず、
いらついていたのだと思います。
他人と比較しないで生きる「3つのi」
どうすれば、他人と比較せずに
日々過ごすことができるのでしょうか?
私がおすすめする
他人と比較しないための「3つのi」
をご紹介します。
1、違和感のあることはやらない
2、いい側面から自分をみる
3、今やっていることに集中する
それぞれ説明します。
違和感のあることはやらない
先程の私の同僚の話でいいますと、
同僚はどんなことでもとにかくほめていました。
凄いと思いつつ、違和感も感じていました。
小さな成功をほめすぎると
そこで満足してしまいますし、
足りないプロセスについてはあえて指摘する
ことにより伸びる可能性もあると思うからです。
どちらが正しいかではありません。
自分の感じる違和感を無視してまで
真似をする必要はないと思うようにすると、
気持ちが楽になりました。
いい側面から自分をみる
私は褒めるのは苦手かもしれませんが、
仕事のプロセスの足りないところへの気づき、
そこをしっかり指摘できることは
強みだと思うようにしました。
以前は褒めるのが苦手の
部分に気がいってしまい、
そこが他人と比較してしまう原因
になっていたのです。
その後、しっかりとプロセスを
評価できるという良い面を
見るようにしたところ、
自己肯定感が高まり、
他人があまり気にならなくなりました。
今やっていることに集中する
最後は、
とにかく今やっていることに集中することです。
他人が気になってしまったり、
比較してしまうのは、
今目の前にある仕事に熱を持って取り組めていない
ことも要因の一つではないでしょうか。
仕事は深堀ろうとすれば
いくらでも深く掘れます。
掘ることに夢中になれば、
周りは自然と気にならなくなります。
どうしてもそういう気持ちになれないのであれば、
転職を含んだ、キャリアチェンジを考えたほうが
よいかもしれません。
まとめ
他人と比較せずに、
前向きに生きるための考え方をまとめます。
・他人と比較してしまうときは「3つのi」を思い出す。
1、違和感のあることはやらない
2、いい側面から自分をみる
3、今やっていることに集中する
・今目の前のことに集中し深掘ることで、周りが気にならなくなる。
・目の前のことに魅力を感じないのであれば、キャリアチェンジも考える。
自分という人間は世の中に一人だけです。
個性は100人いれば100通りですから、
本来どれがよくて、どれがよくないと
いう話ではありませんよね。
それぞれ違っていてよい、
それが個性というものです。
今のままの自分に
自信を持っていきましょう!
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