仕事で恐怖を感じることってありませんか?
厳しい上司に対する恐怖
苦手な取引先に対する恐怖
取引が打ち切られることに対する恐怖
雇用契約がなくなることに対する恐怖
こう書いてみると、働くこととは
恐怖ととなりあわせなことばかりですよね。
つい我慢してしまうひとにはこちらの記事を⇊
でも、いつも恐怖を感じながら
仕事をしていたら気持ちが参ってしまいます。
今回は、
恐怖を感じる原因と
対処法について考えてみます。
目次です⇊
なぜ恐怖を感じてしまうのか
そもそもなぜ恐怖を感じるのでしょうか?
肉体的、言語的に暴力的な行為をされている場合を
除くと、仕事上で恐怖を感じるときというのは、
正しくないことを考えていて、ばれないかどうかが
不安なときではないでしょうか。
スイスの法学者で思想家でもあるカール・ヒルティ
の「幸福論」を解説した以下の著書では、
恐怖心の芽生える原因をこう書いています。
「恐怖心を克服する一番いい方法を教えよう。【恐怖心を持つのは、心の中に正しくない考えが芽生えた証拠だ】と考えてみること。すると、たいてい、恐怖心を生み出すモトが見出せる。そこでそれを取り除いてしまえばいいのだ。そうすれば、もう怖いものなし。何がおこっても、起こったことをありのまま受け止める自分を取り戻せるだろう。」
例えば、上司から何かを調べるように頼まれたときに、
時間がないからと手を抜いて結果を報告します。
すると、手抜きしたことを指摘されないかと不安になります。
顧客の場合、販売するサービスの
デメリットについて隠して販売してしまったとします。
後でばれないか、トラブルが発生しないかと不安に感じ、
それが恐怖につながります。
いずれもヒルティが言うように、
正しいとわかっていることをやらないことによって、
それが発覚するのではという不安が恐怖の発生原因であり、素直に、正直に振る舞うことでそれはほぼ取り除かれるのです。
恐怖が発生しないようにするには
では、どうすればよいのでしょうか?
常に正直に、率直に生きられればよいですが、
それがなかなかできないから疲れるんですよね。
言いたいことが言えない人にはこちらの記事を⇊
おすすめするのは、
今までできずに過ごしてきた自分の行動パターンを
一つ変えてみることです。
苦手な上司に意見することでも、
顧客にデメリットから説明することでも
よいと思います。
この行動を行う効果は、
やってみると意外と何も起こらないことがわかり、
むしろ周りの見る目が変わり、自信につながる
ことです。
自分の思い込みが
行動を制限していたことにきづきます。
恐怖は〇〇〇で消える?
恐怖の発生原因について書いてきましたが、
それでも、恐怖にかられ頭から離れないと
いうときもありますよね。
そういうときは、
恐怖を増幅しているのは自分自身であり、
たいていの恐怖は自然と消えてゆくと考えてみることです。
同じく、先ほどの著書から引用します。
「人生で起こることはたいてい、想像してたほど恐ろしいものではなく、必ず、耐え、乗り越えらるものだ。(中略)人はとかく、苦悩は実際よりも大きく、長く続くものと想像しがちだ。困難なこと、つらいことに直面したら、【これは三日間続くだけだ。それ以上になることはない】と考えてみればいい。実際にほとんどの場合、せいぜい三日もたてば、ことは収まってくる。第一、こう考えていれば、何が起こっても、落ち着いて対応できるだろう。」
私たちが感じる恐怖や不安は「取り越し苦労」が多く、
日々忙しくしていれば、三日間もあれば消えていくものがほとんどです。
考えすぎないこと。
今目の前のことに集中すること。
これでほとんどの恐怖からは
逃れられるのではないでしょうか。
まとめ
恐怖に対する対処の仕方についてまとめます。
・恐怖を感じるのは、自分の心に正しくない考えが芽生えているから。
・素直に、率直に振る舞うと、うしろめたいものは無くなるので恐怖を感じない。
・何か一つのことから自分の行動パターンを変えてみる。素直に振る舞っても問題は起こらないことがわかり、むしろ自信につながる。
・つらいことは三日間経てばたいてい収まる「取り越し苦労」がほとんど。
・恐怖や不安に駆られないようにするには、目の前のことに集中すること。
いかがでしょうか?
恐怖にうまく対処して、
ストレスのない毎日をすごす
一助になれば幸いです。
☆よければコメントやスターをいただけると励みになります☆
無料の相談サービスはコチラ⇊
心が元気になる記事です⇊