こんにちは、キャリア応援隊長です。
今日もよろしくお願いいたします。
「転職回数が多くて転職理由の伝え方に悩んでいる」
「面接で自分を良くみせようと言い訳してしまう」
「転職理由を他責にしまいがち」
「転職してもいつも長く続かない」
このようなお悩みはありませんか?
私も33歳で人材業界に入るまでは転職を繰り返してしまい、転職理由には苦労しました。
そんな中、少し考え方を変えただけで、一つの会社で10年以上働くことに。
今回は、転職回数の多い方が生き生きと働ける職場に出会うための、転職理由の考え方について共有していきたいと思います。
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目次です⇊
1、【結論】本当の自分を隠しても良いことはない
人材紹介を10年以上行ってきて、転職回数の多い方には二つのパターンがあるように思います。
転職理由を他責にしてしまうパターン
一つ目のパターンは、転職してきた理由を他責にしてしまう方。
上司や会社に問題があった、、、
自分の思う通りに仕事をやらせてもらえなかった、、、等々、、、
何事にも問題意識を持つことは良いことですよね。
重要なのは、それに対してどう行動したかです。
このパターンの方に多いのは、その問題を解決しようと行動する、自分を変えて適応しようと努力するということをせず、辞めるという選択肢を取ってしまう方が多いように思います。
よって、また同じような環境に遭遇したら辞めるという選択をとってしまい、結果的に転職を繰り返すことになってしまいます。
転職理由を他責にしてしまうのは、ある種の自己防衛的側面もあるように思います。
自己理解は進んでいるが行動できないパターン
二つ目のパターンは、自分が好きなこと、やりたくないことは理解しているけど、思い切った行動に移せない方です。
ある特定の仕事をやりたいと思っていても、狭き門だったり、儲かっているのが一部である現実を見て、妥協して会社に就職し、ミスマッチを繰り返してしまいます。
このパターンの方は真面目な方が多いので、難しく考えすぎに、思い切って行動してみることが求められるように思います。
二つそれぞれタイプは全く違いますが、共通して言えるのは素の自分と向き合い、自己責任で行動するということが欠けているのでは、ということです。
2、転職理由を言い訳にせず、ありのままをさらけ出そう
転職を繰り返してしまう人の原因は、その人の中にあると思っています(もちろん全てではないです。)
素の自分と向き合い、自分の非を認めて行動することが怖い。だから、一見安全に見える今までと同じ行動をとってしまいがちです。
面接では転職理由が言い訳っぽくなり、他責にもしがちです。
でも、仕事をしないわけにはいかないし、思い切った行動をとることも怖い。
そして、偽りの自分を演じて、また会わない職場へと足を踏み入れてしまう危険性が高くなってしまいます。
3、【経験】面接で号泣した理由は・・・
前述した二つ目のパターン、実はこれ、過去の私のことなんです。
今でも忘れられない面接があります。
30歳のときに転職活動をしました。
それまでは飲食店、メーカー営業、IT系営業と異業界で転職を繰り返してしまいました。
転職を繰り返す中で、自分には組織で行う仕事より、個人裁量で行う仕事の方が力を発揮できると薄々気づいていました。
その中で、やってみたいと思う仕事が転職エージェントだったんです。
ある、医療系転職支援会社の面接に行ったときのことです。
面接官は社長。私は業界に入りたい気持ちが先行していて、とにかく自分を良くみせようと言い訳っぽい転職理由を並べてしまいました。
実際の転職理由は、組織で行う仕事よりも個人裁量で行う仕事で力を発揮したい、というものだったのに。
本当の転職理由をオブラートに包み、言い訳のようなことを言っていた私に、黙って聞いていた社長はおもむろに口を開き、私にこのように言いました。
「あなたは人の話を聞いていないし、上っ面のことばかり言っている。」
心の奥底にある、本当の自分を鷲掴みにされた気持ちで、自分は何をやっているのだろうと気づかされました。
それと同時に「そうか、言い訳して隠しても仕方ないんだな。」と気づき、心が軽くな
ったことも覚えています。
なぜか私は、面接中に泣いてしまいました。(なんだか気持ちが高ぶってしまい・・・)
その会社とは縁がありませんでしたが、転職理由を言い訳や他責にして自分を良く見せようとしても何も良いことはないと考えるようになったのです。
その後10年以上転職エージェントの仕事に携わることになるのですが、このときの経験は大きかったな~と今でも思います。
4、【まとめ】転職を繰り返してしまった理由と向き合おう
当記事で伝えたいことをまとめます。
1、転職回数が多いことは問題意識を持っている証拠。それ自体を卑屈に思う必要はない。
2、転職理由を他責や言い訳にせず、自分の内面と向き合おう。
3、素の自分を面接で語ることはマイナスではない。むしろ長く働ける会社と出会える可能性が上がる。
4、素の自分が行きたい方向へ一歩踏みだす勇気を持とう。
大事なことは自分を良くみせて転職することではなく、転職先で長く、充実した毎日
を過ごすことですよね。
この記事がキャリア選択のお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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【この記事の執筆者】
キャリア応援隊長(国家資格キャリアコンサルタント)
転職エージェントとして約11年間、350名以上の方の転職支援に携わってまいりました。キャリア相談、面接練習のお問合せはお気軽にご連絡ください。
☆詳しいプロフィールはコチラ⇊(coconalaの紹介ページへ飛びます)☆
キャリア応援隊長さん(人材紹介・派遣営業職)のプロフィール | ココナラ (coconala.com)
■保有資格等■
・国家資格キャリアコンサルタント(登録番号:16124882)
・CDA(キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)(登録番号:CDA138340) ・ジョブ・カード作成アドバイザー(登録番号:on17-00334)
・SynapseMarketingCollege/マーケティング・ベーシックス講座修了(2007年10月期)
・アサーティブ・ジャパン/アサーティブ・トレーニング基礎・応用講座修了(2020年11月・2021年2月)