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【50代の転職】必ず知ってほしい3つのポイントとは?

 

こんにちは。

キャリアコンサルタントの「キャリア応援隊長」です。

 

50代の転職は決してうまくいかない・・・

 

そう考える人は多いのではないでしょうか。

 

私は転職エージェント、キャリアコンサルタントとして、12年間多くの方のご支援に携

わってきました。

 

私自身40代半ばにして、転職も経験しています。

 

これらの経験を通して、

50代の転職を成功させるポイントは3つあると確信しています。

 

◇50代の転職を成功させる3つのポイント

 

1、長期的にみた最優先事項を見極める

2、最優先事項のためには他を犠牲にする覚悟を持つ

3、自身の強みを活かす

 

それぞれ解説していきたいと思います。

 

この記事は、以下のような方に役立ちます。

 

・50代で転職しようか迷っている

・50代で転職活動中だが、うまくいっていない

・40~50代で転職しようと考えている医療職種の方

・年齢を問わず、転職を成功させるコツを知りたい

 

それでは内容に入っていきましょう。
 
 

<この記事を書いている人>

◆医療系転職エージェント歴12年、自らも転職を6回経験。

◆ストレスで1年未満で離職した経験あり。挫折の辛さを味わいました。

◆自分の経験から、キャリアで悩む方の助けになりたいとエージェントを目指す。

◆転職系メディアへの記事掲載実績があります。

◆CDA、国家資格キャリアコンサルタントを保有。

 

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50代の転職を成功させる方法

 

事例を交えながら、3つのポイントを詳しく解説します。

 

1、長期的にみた最優先事項を見極める

 

医療職種の転職支援を行っていますが、最近ある50代の方と面談させていただきまし

た。

 

その方は製薬企業で長年勤め、会社の合併によりやむなく離職されました。

医療現場の経験は無かったため、これからはご自身の免許を活かし、医療現場でゼロか

ら働きたいとお考えでした。

 

長期的視点で見たときには、正しい方向性だと思います。

 

医療系人材は今後ますます必要になってきます。

 

人口構成の高齢者比率の高まり、高寿命化の流れを考えると、医療人材は間違いなく足

りなくなるからです。

 

2040年頃には、国民の4人に一人は医療関係の仕事に就く、というデータもあるほどで

す。

 

この方が最優先していたことは、「このまま歳を重ねていっても喰いっぱぐれしないこ

と」でしたので、長期的に見た最優先事項が見えていると感じました。

 

2、最優先事項のためには他を犠牲にする覚悟を持つ



転職において、実はここが難しい部分なのです。

大抵の方は条件を大きく妥協することはできないからです。

 

優先事項は、医療現場の経験を身につけ喰いっぱぐれしないこと。

ただし、通勤は30分圏内と、エリアに大きな制限をかけていました。

 

転職支援を10年以上行っている経験上、あれもこれもと欲張ってしまうと、良い転職に

つながることが少ないと思います。

 

理由は2つあります。

 

1つ目は、条件を狭くすればするほど、その範囲に入る企業は減ってくるので、おのず

と選択肢は減るということです。

 

2つ目は、少ない選択肢の中でも、破格の好条件を提示する求人がまれに出てきます。

特に医療関係は…

 

しかし、破格の条件を提示する企業には、それなりの「理由」があるからです。

 

・人の出入りが多くいつも人手不足…

・労務管理が杜撰だったり、オーナーの癖が強い…

・特に小さい事業所が多い医療業界はこれらの傾向が強い

 

何かを得たいと思うのであれば、何かを犠牲にしなければ得ることは難しいです。

 

条件を狭くしすぎることで、「訳あり求人」に応募してしまうことも避けるよう注意し

ましょう。

 

この点は、転職エージェントに自身の希望条件は狭すぎるのか?求人は出てくるか?と

率直に聞いてみるのが良いと思います。

 

聞いてみる際は、良いことも、マイナスの事も率直に言ってくれるように頼むのがコツ

です。

 

転職エージェントには「売り上げをあげる」というミッションがあるため、回答には

バイアスが含まれている場合があります。

 

率直な意見を求めることで、転職エージェントの経験からくる、有益な意見が聞けると

思います。

 

3、自身の強みを活かす



製薬企業での営業経験は捨て、ゼロから医療現場の仕事にキャリアチェンジする。

このこと自体は間違っていない考えだと思います。

 

しかし一方で、今までの強みを活かす、という方向を考えてみるのも良いのです。

 

40~50代の転職を成功させるコツの一つとして、決めつけないことも大事です。

柔軟な考えをもつということです。

 

先ほどの方の場合、ある医療関連企業で、今までの経験を活かせる求人がありました。

 

これまでの医師との折衝経験や、営業スキルを活かせるため、好条件をいただける可能

性がありました。

 

しかし、その方はこの求人に難色を示しました。医療現場での経験を最優先したためで

す。

 

50代の転職において、1社だけ応募し、納得する条件で転職が決まることは非常にまれ

す。

 

転職における成功のポイントは、行動量です。

 

動いてみることで、思わぬ出会いや、気づきを得ることも多く、それが次の動きにつな

がることは多々あります。

 

50代の転職は、不利なことは間違いありません。

しかし、積み重ねてきた人脈、経験は間違いなく強みなのです。

 

強みを活かせる仕事に就く最大のメリットとは?

 

自身の強みを活かせる仕事へ転職する。

その最大のメリットは、精神的に余裕ができる、ということです。

 

転職直後は、誰でもメンタルダウンしがちです。なぜか?

 

・新たな仕事を一から覚えなくてはならない

・職場のシステムががらっと変わり戸惑う

・新たな人間関係を構築しなくてはならない手間や気遣い

・50代でもあっても、新人らしく振る舞わなくてはならない

 

これらのストレスは、自分が思うより大きいです。

 

私自身45歳で転職して骨身に沁みて感じたのです。

 

ストレスだらけの環境のなかで、仕事内容が、自分の得意としていることであるだけ

で、どれだけストレスを軽減できることか。

 

得意なことを行っていると、自分に自信が持てます。

仕事がスムーズに進みます。

周りが一目置いてくれます。

 

良いことだらけなのです。

 

長期的に得たいものを追いかけることは重要ですが、強みを活かすメリットも常に考え

ておきましょう。

 

【まとめ】50代の転職を成功させるためのコツ

 

この記事でお伝えしたいことをまとめます。

 

1、50代の転職はやり直しが難しいので、長期的に得たいものをしっかり見据えて選択しましょう。

 

2、あれこもこれもは良い転職につながらない。最優先することのためには、他の条件

を犠牲にする覚悟を持ちましょう。

 

3、年齢を重ねてきた強みは、人脈や経験値。自身の強みを活かすことを考えましょ

う。

 

4、強みを活かせる仕事に就くことは、ストレス軽減にもつながる。転職直後のストレ

スはメンタルダウンにつながりやすいので注意。

 

50代以上で転職活動を行う方々のお役に立てますと幸いです。

 

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【この記事の執筆者】

キャリア応援隊長(国家資格キャリアコンサルタント)

医療系転職エージェントで約12年間、1,000名以上の相談件数、350名以上の転職支援に携わってまいりました。キャリア相談、面接練習のお問合せはお気軽にご連絡くださ

い。

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キャリア応援隊長さん(人材紹介・派遣営業職)のプロフィール | ココナラ (coconala.com)

■保有資格等■

・国家資格キャリアコンサルタント(登録番号:16124882)

・CDA(キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)(登録番号:CDA138340) ・ジョブ・カード作成アドバイザー(登録番号:on17-00334)

・SynapseMarketingCollege/マーケティング・ベーシックス講座修了(2007年10月期)

・アサーティブ・ジャパン/アサーティブ・トレーニング基礎・応用講座修了(2020年11月・2021年2月)