こんにちは。
キャリアコンサルタントの「キャリア応援隊長」です。
成果が出ていない人
へのアドバイスって
気を使いますよね。
「なんでこんなことができないんだ…」
自分基準で考えてしまい、いらついて
しまうことも多いです。
今回は、あらゆる場面で使える、
「ポイントは2つだけ」の
他人をやる気にさせるアドバイス
のコツを解説します!
この記事は、以下のような方のお役に立ちます。
・部下の成績を伸ばしたいと思う上司の方
・チームマネジメントに悩む上司の方
・子供へのアドバイスの仕方に悩んでいる方
・ついつい頭ごなしに、高圧的な態度を取ってしまう方
この記事の目次です⇊
<この記事を書いている人>
◆医療系転職エージェント歴14年目、自らも転職を6回経験。
◆ストレスで1年未満で離職した経験あり。挫折の辛さを味わいました。
◆自分の経験から、キャリアで悩む方の助けになりたいとエージェントを目指す。
◆転職系メディアへの記事掲載実績があります。
◆CDA、国家資格キャリアコンサルタントを保有。
前回の記事です⇊
【結論】他人をやる気にさせるアドバイス方法2つのコツ
最初に結論を書きます。
他人をやる気にさせる
アドバイスなんてとっても簡単!
難しく考える必要はないんです。
これから書く、2つの事を意識
するだけです。
【他人をやる気にさせるアドバイス方法】
1、まずは傾聴
2、期待に届いていない、という言い方をする
詳しく解説していきましょう。
【他人をやる気にさせるコツ1】まずはしっかり傾聴する
ファーストステップ。
ここが肝心です。
大切なことは、相手に対して
情報収集を行い、状況を把握
することです。
なぜ成果に届いていないのか、
それには様々な理由が隠されて
いることが考えられます。
やるべきKPIがおざなりになり、
部下の営業成績が振るわない例で
考えてみましょう。
単純に能力が足りないという
だけの場合もあるかもしれませんが、
そもそもの目標設定が高すぎる
体調が悪い
私生活で問題を抱えている
このような別要素の問題を
抱えている場合も考えられます。
一番やってはいけないことは、
結果の現象だけをみて叱る
ことです。
話を聞いてもらえず、不満や
ストレスが溜まるばかりか、
真の原因が顕在化せず、
誤った対策を強制してしまう
危険性もあります。
話を聞いてもらえた、という安堵感
から気持ち的に楽になり、信頼関係
が深まるという副次的効果も
傾聴にはありますよね。
【他人をやる気にさせるコツ2】期待に届いていない、という言い方をする
①「結果が出ていない」
②「期待に届いていない」
これら二つの伝え方は
何が異なると思いますか?
①は、結果の現象に対して主観的な
感想を言っているにすぎません。
上司‐部下のように上下関係がある
場合、言われた方は萎縮してしまい
それ以降何も言えなくなってしまう
かもしれません。
②はどうでしょうか?
こちらは、明確なゴール(目標設定)
があることが前提になっており、
そこに対して、客観的に足りない
部分があるという指摘になっています。
もうおわかりでしょうか、
②の場合は、この後足りない部分に
対して何をやればよいのか、という
前向きな話ができるんですね。
具体的な行動計画を立て、
いつまでに何を達成するのかを
具体化します。
更に期待感を表明する事で
モチベーション高く取り組んで
くれることでしょう。
【更にやる気にさせるコツ】上手な褒め方の3つのコツ
ここからは、
他人を更にやる気にさせる
褒め方についても解説
したいと思います。
以下は、実際に私が実践している
褒め方の3つのコツです。
【他人をやる気にさせる褒め方3つのコツ】
1、すぐ褒める
2、具体的に褒める
3、能力を褒める
1、すぐ褒めるは、
褒めることは鮮度が大事
だということです。
遅れて褒めてしまうと、褒められた
方も「何のことだっけ?」と嬉しさ
半減。もったいないです。
2、具体的に褒めるは、
相手に「きちんと見ているよ」
ということが伝わることで、
効果が倍増します。
例えば「仕事が早いね」というより、
「仕事の優先順位付けがうまくて、
効率的に進めるのが得意だね」
といった方が、より具体的ですよね。
3、能力を褒めるは、
アウトプットされた結果を
褒めるだけでなく、相手の能力
に対して褒めてあげることです。
例えば、
「この書類うまくまとまっているね」
というより、
「この書類うまくまとまっているね、
地頭が良いんだね!」
というように、相手の能力に言及して
あげることで、より能動的に動いて
くれるようになります。
このように、アドバイスの仕方や
褒め方のコツは部下や子供など目下の
人だけでなく、上司など目上の人にも
活用できます。
人間関係に悩んでいる方は
是非試してみてください。
【失敗談】私もかつては高圧的な上司だった
20代後半のとき初めて部下を
持ちましたが、今思うとダメな上司
だったなぁ…とつくづく思います。
結果だけを見てダメ出しもして
いましたし、
自分の仕事をぱっぱと片づけてしまう
方なので、どうしても主観的な
見方で接してしまっていました。
結果だけ見て傾聴せず、
「こうしたらどう?」みたいに
すぐに主観をぶつけてしまう癖は
今でもあるので、気を付けるように
しています。
失敗から多くのことを学びました。
失敗は全然OKです(^^)
まとめ
この記事をまとめます。
・他人をやる気にさせるアドバイス方法は、2つのコツを抑える
・コツ① まずはしっかり傾聴し、状況把握を行う
・コツ② 期待に届いていない、という言い方でアドバイスする
・褒め方のポイントは、すぐに褒める、具体的に褒める、
能力を褒めるの3つ
この記事が人間関係に行き詰っている
方のお役に立てば幸いです。
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【この記事の執筆者】
キャリア応援隊長(国家資格キャリアコンサルタント)
医療系転職エージェントで約14年間、1,000名以上の相談件数、350名以上の転職支援に携わってまいりました。キャリア相談、面接練習のお問合せはお気軽にご連絡くださ
い。
☆詳しいプロフィールはコチラ⇊(coconalaの紹介ページへ飛びます)☆
キャリア応援隊長さん(人材紹介・派遣営業職)のプロフィール | ココナラ (coconala.com)
■保有資格等■
・国家資格キャリアコンサルタント(登録番号:16124882)
・CDA(キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)(登録番号:CDA138340) ・ジョブ・カード作成アドバイザー(登録番号:on17-00334)
・SynapseMarketingCollege/マーケティング・ベーシックス講座修了(2007年10月期)
・アサーティブ・ジャパン/アサーティブ・トレーニング基礎・応用講座修了(2020年11月・2021年2月)