
こんにちは、
キャリアコンサルタントのキャリア応援隊長です。
会社の評価に不満を覚え、
やる気が落ちる瞬間ってありますよね。
転職4年目の私も、ある”待遇差”をきっかけに、
仕事に身が入らない日々が続きました。
この記事では、その不満に対して"どう行動したか"と、
キャリアコンサルタント歴16年の視点で立て直した方法をお伝えします。
評価に納得できないときのヒントになるはずです。
(この記事は7分ほどで読めます。)
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転職4年目の変化

2026年に入り、どうにもやる気が出ない日々が続いていた。
コロナ禍をきっかけに前職の転職事業は閉鎖となり、縁あって3年半前に同業の現職へ誘われた。
そこからは、がむしゃらに走り続けてきた。
気がつけば、1年目は目標達成、2年目も上位成績、そして昨年3年目は全社粗利1位。
自他ともに誇れる実績を残してきた。
ところが今年に入って、急にやる気が沸かない。
「もうどうでもいいや」という気持ちになる瞬間すらあった。
入社以来、初めての感覚であった。
仕事のやる気が出ない…その理由は?

理由は、同世代社員(以下Aさん)との”待遇差”だと気づいた。
いや、正確には以前から気づいていたが、今まで眠っていたものが起こされてしまった、という方が近い。
Aさんは1年ほど前に入社してきた。いろいろ背景はあるのだろうが、
役職が私の一つ上だと聞いたとき、胸の中に気持ち悪い液体が流れ込むような感覚があった。
会社勤めをしていれば、評価や待遇に不満をもつことはよくあること。
私自身過去にも経験がある。しかし今回は久々に、その感情が鎌首をもたげてきた。
3年の間、誰にも文句を言われない成績を残してきた。
それなのに、自分より成績が下の同世代が上にいる。
やる気が出ない理由は、単純にそこにあった。
不満を解消するためにとった行動とは?

このままではこの1年、惰性で過ごしてしまう危険性があった。
だから決意した。この不合理に見える状況を上司へ問いただそうと。
私の悪い癖の一つに、言いにくいことは遠回しに言う傾向がある。
今回ばかりはそれを抑え、なるべくストレートに話す覚悟を決めた。
上司の反応は、以外にも落ち着いていて、理路整然としていた。
【上司の反応】
・Aさんの方が役職は上だが、その分ミッションを上乗せしている
・なぜその役職で入社したかの理由は答えられない
・役職はAさんの方が上だが、収入面は大きくかわらない
(Aさんは管理職扱いのため時間外手当の対象外、私は対象)
実のところ、自分の待遇に大きく不満があったわけではない。
毎年昇給もしているし、私の役職の中では、給与帯が高めであることもなんとなくわかってはいた。
上司と話すうち、自分の気持ちを客観視し始めている自分に気づいた。
待遇に不満が無いのに、なぜやる気が出なかったのか。
なぜ上司に問いただそうと決意したのか。
その答えは、Aさんに対する”嫉妬”以外に考えられないことに気づき始めた。
不満の解消に役立つキャリア理論とは?

人間は初心を忘れ、おごる生き物だ。
転職して1年目の私は、「自分のことより会社全体のことを第一に考えて行動しよう」と決めて過ごした。
その結果、自分の成績も残せたし、会社からの評価も上位に入れた。
しかし3年も経つと緊張感が薄れ、自分のことを優先するようになっていた。
だからこそ人と比較し、不満を持つようになった…
今回の出来事を通して気づいた、待遇や評価に不満を感じる原因、取るべき行動は以下の通り。
・不満は「人と比較すること」で生まれる
・目上の人へ気持ちを伝えると、自身の気持ちを客観視できる
・自己中心的になっているときほど不満が生まれる(自分の成功だけに目が向く。全体の成功に目が向いていれば人と比較はしない)
自分の待遇に不満を感じることは、
小さな”転機”ともとらえられる。
キャリア理論家シュロスバーグは、転機を乗り越えるためのリソースとして、「4つのS」の点検を勧めている。
【転機を乗り越えるための4S】
1.状況(Situation):この状況に対する自分自身の見解を確認する
2.自己(Self):自分自身の価値観、変化に対する耐性を確認する
3.支援(Support):受けられる支援を確認する(上司への相談も含む)
4.戦略(Strategies):実行可能な戦略を評価する
私は上司へ率直に話すことで(Supportの活用)、自己(Self)の内面を客観視することができた。
待遇への不満は言いにくいことではあるが、キャリア理論的にも合理的な解決方法だといえる。
やる気が出ない状態を放置するより、気持ちをぶつけた方が健全だと再確認できた。
最後に
会社勤めは、思うようにならないことも多い。
そんなときこそ「足るを知る」ことによって、
気持ちを健全に保ちたい。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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