
こんにちは。
キャリアコンサルタントのキャリア応援隊長です。
転職は人生における重要な分岐点ですよね。
誰もが、自分の特性を活かし、
いきいきと働ける会社に行きたいと思うものですが、
実際のところ、入社してみないと内部のことはわからないのが実情です。
そういったリスクを、
少しでも減らす方法があればよいなと思いませんか?
今回は現役転職エージェントの経験と、私自身の失敗談を基に、
転職で失敗しないための、求人票を読み取るポイントを解説します。
この記事は以下のような方々のお役に立ちます。
・就職、転職活動中の方
・今いる会社が合わないと感じており、転職を考えている方
・今いる業界が合わないと感じており、業界転換を考えている方
(この記事は4分ほどで読めます。)
※クリックできる目次です⇊
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【失敗談】〇〇〇〇を求めて大失敗した転職

私は、30代前半に大きな挫折を経験しました。
勤めていたIT系企業の仕事の進め方が合わず、1年で退職。
反面その経験から、自分の特性への理解が進みました。
【失敗してわかった自分の特性】
・ルールに縛られるより、自由な働き方を好む
・ルーチンワークより、自由に発想できる仕事の進め方を好む
・対企業ではなく、対個人の方が力を発揮できる
転職活動を行い以下の2社より内定を得ました。
【A社】
・業種:金属加工品を中心とする家庭用品メーカー
・社歴:創業50年以上
・社員数:200名以上
・売上規模:約100億円
【B社】
・業種:ベンチャー系転職エージェント
・社歴:当時の代表が立ち上げてまだ数年
・社員数:10名前後
・売上規模:不明ですが、恐らく数億円
結論を言うと、私はA社を選択。
結果、またもや3年で辞めることになってしまいました。
実は直感的には、
B社の方が自分には合うと感じていました。
転職エージェントに対しても、
自分の強みを活かせる仕事なのでは?
という"予感めいたもの"を感じていたのです。
ところが、当時は精神的に参っていて、
「大きい」「社歴が長い」「慣れたメーカー営業」など、
「安全パイ」と見える方を選んでしまったのです。
求人票から社風を読み取るポイント

経営学の巨匠、ヘンリー・ミンツバーグ教授は、
著書「ミンツバーグの組織論」の中で、
会社や業界の外形的情報から、
社風を読み取るポイントを解説しています。
【会社や業界情報から社風を読み取るポイント】
・企業の歴史:長いほど、正式化(ルール化)された組織になりやすい。
・企業の規模:大きいほど、正式化(ルール化)された組織になりやすい。
役職と部署の専門分化が進み、管理体制が強化されやすい。
・業界の歴史:深いほど正式化(ルール化)された組織構造になりやすい。
浅いほど有機的(柔軟)な組織構造になりやすい。
※こちらが参考にした著書↓
先ほど書いた通り、私には個人裁量が大きく、
自由に働けるほうが性に合うと自覚していました。
今思うと、社歴が浅く、小規模なB社の方が
マッチしていた可能性が高かったと言えます。
これらの情報は求人票を見れば、
入社前でもわかる情報でした。
転職で陥りやすい3つの落とし穴

転職支援の実務を行っている中で感じる、
誤った選択をしがちな3つのパターンは以下のような場合です。
【転職で誤った選択をしがちな3つのパターン】
① 精神的に参っている:弱気になっているため、自分の直感を信じることができない。リスクを取るチャレンジングな選択ができない。
② 目先の待遇ばかり追いかけてしまう:給与、残業時間数など目先の待遇ばかりを追いかけてしまい、社風や業界の慣習に目が向いていない。
③ 自分が働く事業所の環境だけに注目してしまう:働く店舗、事業所の雰囲気のみに目がいってしまい、会社全体を俯瞰で見られていない。
人間、焦っているときや失敗してしまったときは、
一度立ち止まって、冷静に考えてみることが必要です。
転職エージェントへ相談し、
客観的な意見をもらうことも有効です。
【まとめ】失敗しない転職のポイント

入社を決断する前に、
求人票から社風や業界の慣習を読み取るポイントを解説してきました。
それを踏まえ、この記事の重要ポイントをまとめます。
・転職は内部情報が見えにくいため、求人票から社風を読み取ることが重要。
・著者は「安定」を優先して企業を選んだ結果、ミスマッチで3年で退職した経験がある。
・自分の特性(自由度・裁量・創造性が必要)と企業の特徴が一致していなかったことが失敗の原因。
・ミンツバーグの組織論によれば、企業規模・社歴・業界の歴史から組織の硬直性や柔軟性を推測できる。
・転職で失敗しやすい3つのパターン:精神的に弱っている/待遇だけを見る/事業所の雰囲気だけで判断する。
・焦っているときほど判断を誤りやすいため、立ち止まって客観的な意見(転職エージェント等)を取り入れることが大切。
この記事が、
就職や転職の岐路に立つ、
すべての方のお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
