こんにちは。
前回のブログで、
4月から中小企業でも残業時間の上限規制が適用されると
書きましたが、時短ハラスメント(ジタハラ)に注意が必要です。
時短ハラスメント(ジタハラ)とは?
時短ハラスメント(ジタハラ)とは、
労働者が労働時間を短縮することが困難な状況にあるのに、
会社側が無理に短縮させようとする行為です。
法律違反や、イメージダウンを避けたい企業側心理が働き、
新しく生まれたハラスメントと思われます。
原因は企業側?労働者側?
本来、労働時間を短縮するには、
・業務そのものを減らす
・業務量はそのままだが、ITの活用など、やり方の見直しで効率化する
・人員を増やす
以上のような対策とセットで実施する必要があります。
しかし、このハラスメント、立証が難しいと思います。
パワハラやセクハラは明確な行動、言動があれば
立証が比較的容易ですが、
労働者側の業務遂行能力に問題が無いことも、
客観的に説明する必要があると思うからです。
時間内に業務が終わらないのは、あなたの能力のせいでは?
とならないように、しっかり材料を揃えて説明しないと、
やぶへびになりかねません。
ジタハラだ!と訴える前に、自身の仕事のやり方を一度振り返り、
周囲と協力しながら、まずは解決方法を自分たちで考えてみる事も必要かもしれません。
以上です。