「ソリューションフォーカス」 を活用した、
3つの苦境を脱出する思考法をご紹介します!
最近、人材紹介の成績がなかなかあがりません。。。
そんなときは、思考法を変えてみましょう。
そんな時に使えるのが、「ソリューションフォーカス」。
解説と、私が実際に行っていることを書きます!
・成績が伸び悩んでいる。
・やることなすことうまくいかない。
・原因はわかっているが、解決がうまくできない。
こんな悩みを抱えている方はぜひお読みください!!
目次です⇊
この本を読んで、復活しました⇊
ソリューションフォーカスのポイントはここ
ソリューションフォーカスとは
問題の原因について考えるのではなく、
問題が解決された状態やすでにうまくいっている
部分に焦点をあてて解決策を思考すること。
以下の絵をみてください。
どこに目がいくでしょうか?
あれれ、不完全なニコちゃんマーク。
と、多くの方が欠けているところに
目がいくのではないでしょうか。
「ソリューションフォーカス」は、
完成しているところに着目します。
なぜうまくできているのか、
どうやったらもっとうまくできるのかを考えます。
×「プロブレム(問題)思考」→問題の原因について着目。
〇「ソリューション(解決)思考」→うまくいった(いっている)部分に着目。
3つの原則
①うまくいっていることは変更しない。
余計なことをしないということ。
スピードが出て順調に走っているSLを想像してみてください。
うまくいっているときは、どんどん石炭を燃やし、
そのまま走り続けるのです!
②一度やってうまくいったことは、またやってみる。
どんなに不調に陥っているときでも、例外的にうまくいったことは
あるはずです。その「例外」を探し、もう一度やってみます。
営業に例えます。残念ながら目標は達成していません。
しかし、小口の発注は取れている、アポイントは取れているなど
うまくいっている部分があれば、そこに着目し、解決策を探ります。
③うまくいっていないのなら、違う事をやってみる。
「小さな変化は大きな変化を引き起こす」と考えます。
うまくいっていないことを続けるよりも、少しだけ
違う事をやってみます。
その時に大事なのは、失敗を恐れないこと。
小さな変化が積み重なると、やがて大きな変化へとつながります。
すごく単純な原則です。
でも、なんとなく前向きな感じがしませんか?
何か問題が起きた時や、不調に陥ったときは、
まず原因から考えることが多いですよね。
・売上が上がらないのは、営業のやり方に問題があるからだ・・・
・組織に活力が無いのは、マネジメントに問題があるからだ・・・
・人がどんどん辞めるのは、採用に問題があるからだ・・・
原因を突き詰める解決方法は、
悪いところを掘り下げていきます。
後ろ向きですよね。
もちろん、原因を全く無視しろ、
というわけではありません。
うまくいっている部分に着目するほうが、
成功を思い浮かべるので、
気分が前向きになれるメリットもあるのです。
私の状況から具体的に考えてみる
薬剤師さんの人材紹介の売上に大苦戦中。。。
主な背景は以下のようなものです。
①市場の大きな変化。薬剤師売り手から企業の買い手市場へ。
②市場が変わっているのに薬剤師さんの意識が変わっておらず、
マッチングの難易度が上がっている。
③競合との競争激化。
まず、うまくいっていることを探してみました。
成約には至っていないものの、人材紹介の肝である、
面接設定件数はキープできています。
ここはやり方を大きく崩さす、継続しようと考えます。
次に、過去にやってみて、うまくいったことを探してみました。
今の人材紹介市場で求められるのは、競合他社に負けない
支援スピード。求人提案を早める必要があります。
私はどちらかというと、じっくりとお話を聴き、
しっかり求人を探索したうえで提案するスタイル。
(一応キャリアコンサルタントなので、ここはじっくりと。)
しかし、自分が本当におすすめしたい求人が手元にあり、
競合他社の登録が多い方の場合、
ファーストコンタクトの電話ヒアリングの際に求人を提案し、
面接応募までいただき、成約したことがありました。
求人の事前ストックが必要になりますが、
このスタイルの割合を増やしてみようと思います。
最後に、うまくいっていないことを、新しいことに変えられない
かを考えました。
企業側のニーズと、求職者の意識にギャップがある場合、
それを埋める一番効果の高い方法は、
面接に行っていただき現実を知ってもらうことです。
コンサルタントが色々説明しても、考え方を変えるのは
なかなか難しい場合が多いものです。
企業側が買い手の場合、
じっくり時間をかけて支援するスタイルですと、
その間に求人がクローズしてしまい
求職者の方の機会ロスにもつながります。
説得するのではなく、
積極的に活動していただくことで
市場を感じてもらう方法を
試してみようと思います。
まとめと思うこと
ソリューションフォーカスの3つの原則です。
①うまくいっていることは変更しない。
②一度やってうまくいったことは、またやってみる。
③うまくいっていないのなら、違う事をやってみる。
そして、失敗をおそれずに
小さなことからチャレンジしてみる。
例外的な成功事例を探すことも重要です。
自己効力感を高めよう
自分の成功体験に光を当てれば、
突破のカギが見えてきます。
そして、成功体験を思い出すことで
「自己効力感」を高める効果もあるのです。
不調が続いている方は、ぜひ参考にしてみてください。
さあ、今日も前向きにいきましょう!
苦境を脱するためのお役に立つかもしれない過去記事です⇊