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藤子不二雄Aさんの座右の銘から学ぶ【楽観的になれるコツ】

こんにちは。

 

漫画家、藤子不二雄Aさんが4月7日にお亡くなりになりました。

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※日刊ゲンダイさんより拝借

 

天才肌で漫画制作に没頭する藤子・F・不二雄さんとは対照的に、社交的で遊びを大切にする性格が有名で、いくつかのエピソードが知られています。

 

今回は、藤子不二雄Aさんの「座右の銘」を中心に、関連するエピソードから楽観的に生きるコツをお伝えいたします。

 

この記事は以下のような方に特に読んでいただきたい内容になっています。

 

・生真面目な性格で休むのが苦手な方

・完璧主義の方

・他人との競争で疲れている方

 

気づきがありますので、ぜひ最後までお読みください。

 

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目次です⇊

 

藤子不二雄Aさんの死因は?人柄は?

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藤子不二雄Aさんといえば「忍者ハットリくん」「怪物くん」「まんが道」などを描かれた、40代以上で知らない人はいないであろう漫画家です。

 

ドラえもんで知られる藤子・F・不二雄さんとコンビを組んでいたことでも有名ですね。

 

その他にも「プロゴルファー猿」やブラックユーモアの効いた「笑ゥせぇるすまん」、子供向け漫画とは思えない復讐劇が展開される「魔太郎がくる‼」など、藤子・F・不二雄さんとは一線を画した作風も魅力でした。

 

改めて、お亡くなりになられた経緯についても確認します。

 

警察発表によると、4月7日8時40分頃、自宅敷地内で倒れているのが見つかり、そのままお亡くなりになられたそうです。

 

「恐怖新聞」で有名な漫画家つのだじろうさんによると、亡くなる直前に電話で話され、そのときに不審な点はなかったようなので、死因は何らかの事故や病気による急死ではないかと思われますが、今のところ公表されていません。

 

とにかく、昭和を代表する漫画家がまたひとりこの世を去ったことはとても残念です。心よりご冥福をお祈りいたします。

 

社交的で仲間を大切にした藤子不二雄Aさん

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藤子不二雄Aさんといえば、社交的な人柄を表すエピソードが多いことで有名です。

 

特にゴルフ仲間や飲み仲間を大切にしていたそうで、伊東四朗さん、武田鉄矢さん、八嶋智人さん、中川翔子さんらが追悼コメントを公表しています。

 

個人的には1980年代後半に大橋巨泉さんの司会で放送されていた「ギミア・ぶれいく」というTV番組内で「笑ゥせぇるすまん」が放送されていたことが思い出に残っています。

 

藤子不二雄Aさんもアニメ紹介で出演されていて、メディアに出ることが少ない藤子・F・不二雄さんとは異なるタイプの方なんだなぁと、子供心に思ったことを記憶しています。

 

友人については、過去のインタビューでこのようにも語っておられます。

 

「友人が私の財産です。仕事だけでなく、ゴルフ仲間やお酒の飲み仲間など遊びの人脈

を大切にしています。」

※日本経済新聞4月8日朝刊より

 

仕事人間になるのではなく、仲間を大切にしながら人生全体を楽しもうという姿勢が垣間見える言葉ですね。

 

藤子不二雄Aさんの座右の銘とは?

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さて、ここからが本題です。

 

今回お亡くなりになられたことで、藤子不二雄Aさんの座右の銘がクローズアップされました。その座右の銘とは、

 

「明日に延ばせることを今日するな」です。

 

なんとも、とぼけた言葉じゃないですか(笑)

上司の前でこんなことを言ったら怒られそうですね。

 

この言葉は藤子不二雄Aさんのオリジナルの言葉ではありません。

 

元々は「アフリカの女王」という1951年のアメリカ・イギリス合作映画の中で主人公が言うセリフなんです。

 

主人公のハンフリー・ボガードが敵と相対しピンチの状況にも関わらずこのセリフをを言ったのをみて、影響を受け、座右の銘とされたそうです。

 

この言葉には、藤子不二雄Aさんの人生観が現れているような気がします。

 

生前、ゴルフや飲み仲間との交流など、遊びを大切にしていたことは先ほども書きました。

 

恐らく藤子不二雄Aさんは、人生焦る必要はない、明日でもよいことを今日に詰め込んで、生き急いでも人生さほどかわらない、と達観していたのではないでしょうか。

 

また、仕事は人生の一部であり、遊びがあってこそ人生が豊かになるとも考えていたように思います。それが幅広い作風や交友関係にも表れているのではと思います。

 

このような考え方が藤子不二雄Aさん座右の銘、エピソードから伺い知れます。

 

絶体絶命の危機を乗り越えた楽観性

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そのおおらかで楽観的な性格から、絶体絶命の危機を乗り越えたエピソードが日経新聞に載っていました。

 

デビュー間もない頃、実家へ里帰りした際に大事な原稿を落としてしまい紛失してしまいました。

 

その代償は高く、なんと出版会社から2年も注文がなくなり、事実上干されてしまったことがあったそうです。

 

普通ならここで諦めてもいいようなものですが、、、

 

しかし、そんな危機も仲間の助けを借りながら、明日に延ばせることは今日しなくていいと考える楽観的な性格で乗り越えます。

 

やがて藤子・F・不二雄さんとともに次々とヒット作を生み出し、国民的漫画家として誰もが知る存在となります。

 

2年くらいの不遇は、好きでやっていることであればあとで取り返せる。

このエピソードからは、そう教えてくれているような気がします。

 

「笑ゥせぇるすまん」が生まれたエピソード

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「笑ゥせぇるすまん」をテレビで初めてみたときは、なんとも居心地が悪かったのを覚えています。

 

サラリーマンが心の奥底に密かに持つ欲望描いた作風は、子供心に「いけないものを見ている」ようでドキドキしたものです。

 

児童向け漫画家がこんな漫画を描いていいのか??というのがまずは驚きでした。

 

実はこの「笑ゥせぇるすまん」、描いたきっかけは編集者から今までにない作品をと注文を受けたことに藤子不二雄Aさんが応えて生まれたそうです。

 

既に児童向け漫画家として地位を確立していたことを考えると、全く作風が異なる作品を描くことは大きなリスクをはらむ決断だったと思います。

 

このエピソードからも、藤子不二雄Aさんの楽観性と、訪れた機会はものにしようと考える柔軟性が感じられます。

 

結果として、ブラックユーモアという大人向けの作風を自分のものとし、児童向け漫画を追求する元相方の藤子・F・不二雄さんとは異なる立ち位置を確立するに至ります。

 

藤子不二雄Aさんはクルンボルツ理論を知っていた?!

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これまで紹介した藤子不二雄Aさんのエピソードから私が思い浮かべることがあります。

 

それは、キャリア理論、クルンボルツの逆境を乗り越えるための5つのスキルです。

 

クルンボルツ理論についてはこちらの記事を⇊

www.careerconsultant.me

 

座右の銘から伺いしれる楽観性、ブラックユーモアに挑戦した柔軟性冒険心、遊び仲間との時間を大切にした好奇心、亡くなるまで漫画を描き続けた持続性、、、

 

まさにクルンボルツが唱えた5つのスキルを体現したような方だったのではと思います。

 

この5つのスキルが自然に備わっていたからこそ、逆境を乗り越え、88歳と長きに渡り漫画を描き続けることができたのは間違いありません。

 

藤子不二雄Aさんのエピソードから学べること

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藤子不二雄Aさんの座右の銘や、エピソードから学べることは何でしょうか。

 

仕事をしていると、他者との競争を第一に考えてしまいがちです。

 

他者より少しでも早く、少しでも多く成果を出すことを追求し、身を削って仕事へ取り組む。

 

勝利したとしても、それは一瞬です。今度はより高いハードルが現れ、競争は延々と続きます。

 

永遠に回り続けるホイールをこぎ続けるハムスターのように。それで本当の幸せは訪れるのでしょうか。

 

転職の場合で考えてみましょう。

 

今まで、電話相談も含めると1,000名以上の転職希望者とお話をしてきました。

 

ほとんどの方に共通しているのが、年収は下げられないなど、現状より条件は絶対に落としたくないと希望することです。

 

もちろん、それぞれの生活もあるので気持ちは理解できます。

 

しかしそれは視野狭窄も招き、本来その人の前に広がる無限の可能性を見えなくしてしまいます。

 

仕事も転職も、一旦肩の荷をおろして気楽に考えてみましょう

かえって充電され、やる気が満ちてよい仕事ができる。

 

明日でよいことは明日に回し、たまには外に出てさぼってみましょう

違う世界、違う考え方と出会い、新しい人生が開ける。

 

競争に勝ったとしても、仲間のいない人生ほどつまらないものはない。

競争に勝っても周りに誰もいなくなっては人生の敗者。

 

「真面目」の一部を「遊びに」に交換して楽観的に生きればいいんだよと、藤子不二

雄Aさんは教えてくれたような気がします。

 

まとめ

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当記事から伝えたいことをまとめます。

 

・藤子不二雄Aさんの座右の銘は「明日に延ばせることを今日するな」

・藤子不二雄Aさんはゴルフ仲間や飲み仲間との時間を大切にしていた

・「笑ゥせぇるすまん」は今までの作風にこだわらない柔軟性から生まれた

・2年間仕事を干されたときも、楽観性と持続性で乗り越えることができた

・競争に挑めば一生競争から逃れられない。休むことのほうが大切

・明日でいいことを今日焦ってやる必要はない。それが長くストレスなく続けるコツ

 

この記事が仕事やキャリアで悩む方の気づきになりましたら幸いです。

 

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【この記事の執筆者】

キャリア応援隊長(国家資格キャリアコンサルタント)

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転職エージェントとして約11年間、350名以上の方の転職支援に携わってまいりました。キャリア相談、面接練習のお問合せはお気軽にご連絡ください。

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キャリア応援隊長さん(人材紹介・派遣営業職)のプロフィール | ココナラ (coconala.com)

■保有資格等■

・国家資格キャリアコンサルタント(登録番号:16124882)

・CDA(キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)(登録番号:CDA138340) ・ジョブ・カード作成アドバイザー(登録番号:on17-00334)

・SynapseMarketingCollege/マーケティング・ベーシックス講座修了(2007年10月期)

・アサーティブ・ジャパン/アサーティブ・トレーニング基礎・応用講座修了(2020年11月・2021年2月)