こんにちは。
キャリアコンサルタントの
「キャリア応援隊長」です。
いつも人が集まり、
好かれている人っていますよね。
実は好かれる人には、
ある特徴があります。
「自分はネクラだから…」
「コミュ障だから…」
と諦めている方も、
その特徴を知り、実践すれば、
自然と好かれる人に変身できます。
今回は、
人に好かれる人になれる、
たった2つの特徴を紹介します。
この記事は、以下のような方のお役に立ちます。
・職場の人間関係がうまくいっていない
・部下が言う事を聞いてくれない
・好かれる人になって、ストレスなく生きたい
この記事の目次です⇊
<この記事を書いている人>
◆転職エージェント歴15年目、自らも転職を7回経験。
◆1年未満で離職した経験あり。挫折の辛さを味わいました。
◆自分の経験から、キャリアで悩む方の助けになりたいとエージェントを目指す。
◆転職系メディアへの記事掲載実績があります。
◆国家資格キャリアコンサルタントを保有。
①【結論】人に好かれる人にある2つの特徴
最初に、結論をお伝えします。
人に好かれる特徴の中でも、
最も大切で、最も真似しやすいものは、
以下の2つです。
≪人に好かれる人の特徴≫
・いついかなるときも相手を批判しない
・自尊心を満たす言葉を掛けてくれる
それぞれ、詳しく解説します。
1、いついかなるときも相手を批判しない
「無敵」という言葉を考えてみましょう。
「無敵」とは、
突出して強いことである、
と考えていませんか?
それは誤っています。
敵をつくらないこと。
周囲は全て味方か、
少なくとも中立以上の
関係性となります。
この状態こそが無敵。
人に好かれる人の特徴1つめは、
意見の違いがあっても批判せず、
敵をつくらないことがうまいのです。
そういう人は、人を批判せず、
まずは相手の言い分を受ける、
ということを実践しています。
批判せず、相手の言い分を受けることには、
人間関係を改善する絶大なる効果があります。
≪相手の言い分を聞くことが人間関係を改善する理由≫
① 人は自分の話を聞いてくれる人に好意を寄せる
② 意見を批判されなかったことで気持ちが満たされる
③ 意見を聞いてもらえると、相手の意見も聞こうという気持ちになる
批判や非難をしないということは、
分析しないことと同意です。
まずは、相手の言い分をそのまま受けましょう!
相手の意見が間違っている!と思ったときの考え方
明らかに相手の言い分が間違っている、
と感じたときはどうすればよいのでしょうか。
ここからは私が実践している対処法です。
この考えに至るまで、
時間がかかりましたが、
効果はあると思います。
≪相手の言い分が間違っていると思ったときの考え方≫
① そもそも世の中に100%正しいことなどないと気づく
② 相手が間違っていると思っている、自分の驕りに気づく
③ 相手の言い分を先に聞くことは、自分の意見を聞いてもらう
ための地盤づくりだと考える
④ 相手の言い分を受け入れたうえで、「私はこう思う」と
率直に意見を伝える(アサーティブなコミュニケーション)
①②は、
そもそもの自分のものごとの見方を
変えてみる視点です。
③④はそりよりも、
よりテクニック的です。
最もやってはいけないことは、
相手の言葉に被せて
自分の意見を言うこと。
そういった感情が沸いたときは、
「人に好かれる人の特徴はなんだっけ…」
と思い出し、相手の言い分に耳を傾けましょう。
2、自尊心を満たす言葉を掛けてくれる
人に好かれる人の特徴2つ目は、
自尊心を満たす言葉を掛けるのが
うまいことです。
人は誰もが、
存在を認められたい、
能力を認めてもらいたい、
と願っていますよね。
それらの願望を満たしてくれる人を
好きになるのは、必然です。
自尊心を満たす言葉と、
褒めることとは、
どう違うのでしょうか?
褒めるは具体的な動作や、
仕事の成果を認める側面が強く、
自尊心を満たす言葉は、
存在そのものを認める側面が強いですが、
厳密に分けて考える必要はありません。
②【体験談】人生で一番自尊心がみたされた言葉
私が20代前半の頃、
40代になったいまでも
忘れられない言葉があります。
当時、あるCDショップで
アルバイトをしていました。
店長は、関西出身のおしゃべりな人。
音楽にかける情熱はただならぬものがあり、
当時、バンドでギターを弾いていた自分
とは話しが合いました。
その店長が、
あるとき私に言った言葉が、
生涯忘れられない言葉となりました。
「〇〇ちゃんは、うちの宝や!」
最初聞いたときは、なにを大げさな!
と思ったことも事実です。
好きな音楽に囲まれた職場だったので、
仕事は真面目にやっていたと思います。
あれから25年以上経過し、
褒められた経験もそれなりにある中で、
未だにこの言葉が鮮明に残っています。
店長の人心掌握術恐るべしです。
私が実際に使うこともある、
自尊心を満たす言葉を挙げてみました。
≪相手の自尊心を無条件に満たす言葉≫
・「〇〇さんはうちのエースだよ!」
・「〇〇さんは仕事の基礎能力が高いね!」
・「〇〇さんの能力は、会社でもトップクラスだよ!」
・「うちがうまくいっているのは〇〇さんのおかげだよ!」
・「いつもお仕事ありがとう!明日もよろしくね!」
人に好かれる人は、
これらの言葉を折に触れて
伝えています。
自然と口をついて出てくるのか、
意図的に言っているのかは、
どうでもよいことです。
相手に伝えることが大切です。
③【失敗談】嫌われる上司のお手本のようだった自分
私が40歳くらいのときの
失敗談をお話します。
会社で上司が不祥事を起こし、
突然、いなくなりました。
当時、
その下のポジションにいた私が、
営業マネージャーへと繰り上がり。
自分としてはかなり意気込んで、
業務にあたりましたが、、、
人に好かれる行動を、
全く実践できていない
上司でした。
相手の意見をきちんと聞く前に、
「自分がこうあるべき」と思うやり方を
押し付けていたことがまず失敗。
原因は、プレーヤー時代、
営業成績は良かったこと。
自分のやり方が「正」だと
思う気持ちが強すぎました。
今ではわかります。
マネジメントで失敗する
あるあるな事例ですね(-_-;)
追い打ちをかけるように、
メンバーの成功を素直に
賞賛できない自分がいました。
自分が成功することを一番に
考えていたのですね。
今でも、
日々試行錯誤ですが、
以前よりはゆったりと構える
ことができるようになってきた
と思います。
人間、歳を取ると、
パワーが落ちます。
と同時に、角が取れてきます。
これが、
マネジメントには良い作用を及ぼすな、
と最近思うんですよね。
歳をとることは悪いこと
ばかりではないですね。
④カーネギー・人を動かす3大原則とは?
アメリカの伝説的セールスマン、
デール・カーネギーは自著、
『人を動かす』の中で、
人を動かす3大原則を唱えています。
【デール・カーネギーが唱える、人を動かす3大原則】
① 批判や非難をしない
② 相手の自尊心を満たす
③ 相手の立場に立ち、相手の利益を考える
①②は、当ブログでも書かせていただきました。
カーネギーは、
「批判や非難をしない」について、
相手の意見にまずは耳を傾け、
寄り添うことが大切であると説いています。
そして、
自分の視点を変え相手に接することで、
相手の行動も変化すると、説明しています。
「相手の自尊心を満たす」については、
相手のできることや、良い面に目を向け、
褒めることにより、人は自ら行動すると
説いています。
共通する点として、
これらの行動をとることにより好かれることで、
「この人の言うことだったら」と思わせる
ことが重要なポイントです。
※カーネギーの『人を動かす』のおすすめ本はコチラ⇊
【まとめ】人に好かれる人にある2つの特徴とは?
当記事の要点をまとめます。
・人に好かれる人には、2つの共通した特徴がある
・一つ目は「いついかなるときも相手は批判しない」、
二つ目は「自尊心を満たす言葉を掛けてくれる」こと
・アメリカの伝説的セールスマン、デール・カーネギーも同様に
人を動かす原則であると唱えている
この記事が、
人間関係に戸惑う多くの
方のお役に立てば幸いです。
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【この記事の執筆者】
キャリア応援隊長(国家資格キャリアコンサルタント)
医療系転職エージェントで約14年間、1,200名以上の相談件数、450名以上の転職支援に携わってまいりました。転職や仕事に役立つ情報を体験を交えて発信しています。
☆詳しいプロフィールはコチラ⇊(coconalaの紹介ページへ飛びます)☆
キャリア応援隊長さん(人材紹介・派遣営業職)のプロフィール | ココナラ (coconala.com)
■保有資格等■
・国家資格キャリアコンサルタント(登録番号:16124882)
・ジョブ・カード作成アドバイザー(登録番号:on17-00334)
・SynapseMarketingCollege/マーケティング・ベーシックス講座修了(2007年10月期)
・アサーティブ・ジャパン/アサーティブ・トレーニング基礎・応用講座修了(2020年11月・2021年2月)