誤解が原因で、他人から攻撃されることってありますよね?
よかれと思って行ったことがマイナスととられたり、
ルール通りやったことが、実はルールとずれていたり、
こちらの事情を知らずに攻撃を仕掛けてくるひとは
どこにでもいます。最高にストレスが溜まる瞬間です。
そんなときはどうすればよいでしょうか?
今回はストレスをためずにやり過ごす術を考えます!
目次です⇊
不当な攻撃を受けたら?
「ルール違反ではないのか!」
最近こんな非難をされました。
出張の前泊ルールを巡る行き違いでした。
私としては周囲に確認し、
同県内でしたが距離も遠かったので
終業前に出発。
それを気に入らない人がいたんですね。
そもそも、会社のルール自体が曖昧でした。
非難した人には、私はまだ仕事をしているのに!
という納得できない気持ちがあったのだと思います。
謝ろうか、反論しようか、私は迷いました。
相手を攻撃する心理
そもそも、なぜ相手を攻撃するのでしょうか?
それは、
自分は正しい、
あの人は自分の思い通りに動いてくれないという
「自我」の働きがあるからです。
ブッダの教えでは、このように書いています。引用します。
外に向かって怒る人には、自覚しないで感じている恐ろしいことがあります。それは、「私のせいではない、私は正しい」という気持ちなのです。「私は正しい」と思う人は、自分を向上させようと、能力開発しようと、より良い人間になろうとしないのです。表向きには自己開発に踏ん張っているんだと言いふらしているかもしれませんが、潜在意識は頑固なのです。この人にもう一つの問題があります。いつも他人を批判したり、他人の欠点ばかり見ているので、人間関係が決して楽しいものではありません。一人でいても環境に文句を言うので、精神的に苦しむのです。
他人に対してすぐ怒る人は「自我」が強すぎて、
コントロールできないのですね。
先ほどの前泊の件も、
確認してくれれば誤解だとわかったはずです。
また、そういう人は反省はしても、
根本的に変えようとは思わない傾向があります。
では、自分が攻撃されたときは、
どのように対処すればよいのでしょうか?
怒りに対処する3つの方法
では、怒りに対処し平穏でいられる方法をご紹介します。
以下の本を参考に解説します!
他人から受ける評価の快・不快は脳が作り出す幻
褒められて優越感に浸る、攻撃され不快に思う…
こういった快・不快は脳内で生み出す幻にすぎません。
つまり、脳がそういった信号を出しているだけなんですね。
信号によってそう感じるだけなので、
あなたが非難されるような人間では決してない。
そう思うと、少し落ち着いてきませんか?
攻撃は「肩すかし」する
攻撃に対して反撃すると、双方の恨みが
増幅しあい、更に連鎖します。
攻撃を受けたときは、反応せず「肩すかし」
「自分を正当化したい」という思いを抑え、
「ま、いっか」と軽く流しましょう。
これこそ、お互いの怒りが静まる
永遠的不変の真理です。
内面を観察し、成長の糧とする
もし、相手から攻撃されたら自分の内面を観察してみましょう。
なぜ自分は怒りに震えているのか?
それは、自分の心の「慢」からきているかもしれません。
相手より自分の方がすぐれている、と思うのは「高慢」です。
※「慢」についてはこちらの記事を⇊
自分の「慢」を抑え相手を眺めてみましょう。
「慢」を抑えられずにすぐ怒るひとは、
怒りにとらわれた人生を送るかわいそうな人。
相手に怒り、愚痴を言う人はかわいそうな人です。
先ほどの前泊を非難された件。
私は「反応しない選択」をしました。
自分は内面を観察し、平穏を心がけましょう。
少しずつ、「反応しない自分」を獲得できます。
まとめ
相手の攻撃に対処する3つの方法をまとめます。
・相手を攻撃する心理は、自分の方が正しいという「自我」のこころ
・快・不快は脳が感じる幻にすぎない
・反撃すると怒りは連鎖する。「肩すかし」と「ま、いっか」という気持ちで怒りを鎮める
・怒りを感じる原因は「慢」にある。内面を観察し反応しない自分へ成長する
・怒り、愚痴を言う人は、実はかわいそうなひと
大事なことは、自分の心がどうあるかですね。
ストレスのない毎日を送りましょう!
☆最後までお読みいただきありがとうございました☆
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