人材紹介会社が考えること。
例えば、魚を追い込み漁で獲ることを考えましょう。
ライバルがいない状況なら、じっくりと見据えて、
時間を掛けて最大の漁獲を目指すはずです。
しかし、そこへ外国の船が現れ獲りあいになったとしたら、どうでしょう。
急がないと、さんまは中国や台湾の船に先に獲られてしまいます。
(実際、今年のリアルさんまはその影響で記録的な不漁でした。)
結局、先に獲られたくないので、スピード勝負にならざるをえないのです。
スピード勝負になると、質が落ちます。
では、どうすればよいか?
人材紹介会社の賢い利用法。
最初は、何社かの紹介会社へ登録し、それぞれ面談を行い、波長の合う会社(担当者)を見極めれば良いと思います。
では、何を基準に選べば良いのか?
1、煽らず、自分のペースに合わせて支援してくれる
2、正直で誠実
3、約束を守る
4、仕事はお金じゃない、という熱い気持ちを持っている(これ重要)
こんなところでしょうか。人として、真っ当なことばかりですが。
暴露しますが、
人材紹介の手数料は、採用者の理論年収×15%~40%くらいです。(職種により異なります。)
年収500万円で、手数料率30%だとすると、
採用した企業は紹介会社へ150万円を支払います。
150万円ですよ。
当然、人材紹介会社の担当者も、ノルマや売り上げ目標があります。
150万円、逃がすわけにはいきません。
物事の構造を知ることで、どうすればよいかが見えてきます。
この章終わり。