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【就活面接が不安でしょうがない】克服する唯一の方法

 

こんにちは。

キャリアコンサルタントの

「キャリア応援隊長」です。

 

大学3年生の息子が就活中です。

 

転職エージェントという職業柄、

面接練習の相手を頼まれました。

 

そこから、

「就活面接の不安を克服する唯一の方法」

が見えてきたので共有いたします。

 

結論を先に書くと、

それはこういうことだと思います。

 

「業界理解、企業理解を徹底的に行い、

入社したい理由を論理的かつ熱を持って伝えること。」

 

長いですが、

これに尽きます。

 

息子の失敗談も含めて、

詳しく解説します。

 

この記事は、以下のような方のお役に立ちます。

・就職活動中の方

・就活面接で失敗した方

・就職面接が不安でしょうがない方

・就活、転職で企業面接が苦手な方

 
 

<この記事を書いている人>

◆医療系転職エージェント歴13年目、自らも転職を6回経験。

◆ストレスで1年未満で離職した経験あり。挫折の辛さを味わいました。

◆自分の経験から、キャリアで悩む方の助けになりたいとエージェントを目指す。

◆転職系メディアへの記事掲載実績があります。

◆CDA、国家資格キャリアコンサルタントを保有。

 

前回の記事はコチラ⇊

www.careerconsultant.me

 

息子の就活失敗談

「多分、受かったような気がする~」

 

息子が記念すべき1社目の面接に臨み、

帰宅したときの第一声です。

 

面接へは、事前に以下のような

準備を行い臨みました。

 

・面接練習2~3回

・業界研究、企業研究は本人任せ

 

面接練習は、志望理由、強み弱み、

サークルで頑張ったことなど、

就活面接で一般的に質問される内容の受け答えと、

話し方の癖の修正を行いました。

 

企業研究には口を挟みませんでしたが、

小規模の企業ということもあり、WEBサイトの

情報量も少なかったため、さらっと

目を通すくらいで臨んだようです。

 

本人としては、雰囲気が和やかに

進んだことに手応えを掴んだ様子。

 

それが、冒頭の第一声に

つながった要因でした。

 

面接結果に打ちのめされる

 

面接当日の夜に企業から

メールが届きました。

 

早すぎる結果連絡に一瞬嫌な

予感がよぎります。

 

その予感は当たり、見送りとのこと。

 

ありがたいことに、メールの中には

見送りの理由が詳しく書かれていました。

理由は2つありました。

 

見送りの理由① 業界研究が不足している

見送りの理由② 言動が受動的である

 

それぞれ振り返ってみます。

 

見送り理由① 業界研究不足

 

この結果に至った原因。

後にわかったことですが、

面接に臨む姿勢に対する

思い違いでした。

 

「そもそも働いたことがないのに、

業界のことなどわからない」

「マニュアル的な受け答えできれば、

良い印象を与えるに違いない」

 

このように考えていた

きらいがあったのです。

 

では、人事担当者はどこを

見ていたのでしょうか?

恐らく、以下の2点を見ていたと

思われます。

 

①この業界で働きたいという理由が

理にかなったものかどうか

入社後のミスマッチ防止

②十分な事前準備を行ってきたか

仕事に取り組む基本姿勢のチェック

 

伝えた内容が的からずれたもので

あっても、しっかりと調べてきた跡が

伺えれば、結果は変わったかもしれ

ません。

 

見送り理由② 言動が受動的である

 

この点は、失敗した後の

面接練習で理由がわかりました。

 

息子の言葉のチョイス

に問題があったのです。

 

一例をあげると、事業内容を話すときの

言い方として、

「貴社ホームページに書いてあったのですが」

このような言い方していました。

 

このいい方では、書いてあったものがたまたま

目に入った、という印象を与えかねません。

 

能動的な印象を与える言い方としては、

以下のような例が望ましいと思います。

 

【就活面接で能動的な印象を与える言い方】

「貴社ホームページを時間をかけ調べたのですが」

「〇〇の業界について自分なりに調べたのですが」

 

もう一つ、受動的と捉えられた理由には

やはり業界理解、企業理解不足があった

のは間違いありません。

 

そもそも相手のことを理解しないと、

心からの言葉なんて出てきません。

 

仕事と一緒です。

 

相手理解が足りない状況では

表面的な言葉しか出てこず、

相手に熱意など伝わる

はずがないんです。

 

就活面接の不安を克服し

成功するには、

業界理解、企業理解が一番

大切であるというのが

結論です。

 

更に深掘ってみます。

 

転職面接と、就活面接の違いを知る大切さ

 

転職面接と、就活面接の違いを

確認することは、企業がどこを

見ているかを知るために無駄に

はなりません。

 

大きな違いはなんでしょうか?

 

それは、

「仕事経験があるかないか」

ですね。

 

転職面接の場合、仕事経験という判断材料

があるため、人事担当者もマッチングがしやすい。

今までの経験を、企業側が求める経験、スキルと

照合すればよいから。

 

就活面接の場合、それができない。

ここが大きなポイントです。

 

【就活面接のポイント】

自分自身が応募企業にマッチしているか

どうかは、就活生が能動的に語り、人事

担当者を納得させることが求められる。

 

就活面接が不安でしょうがないのなら、、、

 

就活面接では

「今までの仕事経験」という

転職面接でアピールできる

材料がありません。

 

材料が無いがゆえに、人事担当者もマッチング

を測ることが難しい。

 

だからこそ、業界理解、企業理解に時間をかけ、

その企業へ入りたい理由を「自分自身へ腹落ち

させること」が就活面接イロハのイなのです。

 

業界理解、企業理解を深める副次効果

 

業界理解、仕事理解を深めることで

面接に対して自身が湧き、企業へも

興味津々で臨むことができます。

 

その効果は、他にも波及します。

 

面接時の表情や声のトーンは当然

明るく前向きなものになり、

見た目の印象も大きく変わります

 

業界理解、企業理解で調べる具体的ポイント

 

では、業界理解、企業理解はどのような

ポイントを調べればよいのか?をまとめます。

 

【業界理解】

・その業界のトップ企業はどこか

・その業界が抱える課題は何か

・競合企業と応募先企業の違いは何か

 

【企業理解】

・サービス内容、製品内容

・実際のサービス提供実績

・新人から中堅に至るまでの業務ステップ

(先輩社員の声などを参考にする)

・直近の企業に関するトピック

・会社の沿革、創業者、社長の思い

 

以上の項目はしっかり調べることで、

自身を持って志望理由を伝えること

できます。

 

そして、就活面接に対する不安も

克服することができると思います!

 


当記事の要点をまとめます。

 

・就活面接は初めてのことなので、不安を持って当然

・不安を克服するカギは、業界理解、企業理解を進めること

・事前にどれだけ時間をかけて調べたかが合否を分ける

・副次効果として自身が付くため、表情や声のトーンが

明るくなり、見た目から与える印象もグッドに

・受け答えでは、受動的な言い方に気を付ける

 

この記事が、就活面接が不安でしょうがない

全ての方のお役に立てば幸いです。

 

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【この記事の執筆者】

キャリア応援隊長(国家資格キャリアコンサルタント)

医療系転職エージェントで約12年間、1,000名以上の相談件数、350名以上の転職支援に携わってまいりました。キャリア相談、面接練習のお問合せはお気軽にご連絡くださ

い。

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キャリア応援隊長さん(人材紹介・派遣営業職)のプロフィール | ココナラ (coconala.com)

■保有資格等■

・国家資格キャリアコンサルタント(登録番号:16124882)

・CDA(キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)(登録番号:CDA138340) ・ジョブ・カード作成アドバイザー(登録番号:on17-00334)

・SynapseMarketingCollege/マーケティング・ベーシックス講座修了(2007年10月期)

・アサーティブ・ジャパン/アサーティブ・トレーニング基礎・応用講座修了(2020年11月・2021年2月)