こんにちは。
キャリアコンサルタントの「キャリア応援隊長」です。
キャリアコンサルティング技能士2級の
実技試験を受けてきました!
手応えは…
正直ありませんでした(-_-;)
そんな自分を勇気づけるために今回は、
私が実践する
「失敗を前向きにとらえる考え方」
を解説します!
この記事は、以下のような方のお役に立ちます。
・失敗から立ち直れない方
・失敗したときにくよくよしない方法を知りたい方
・これから何かにチャレンジしようとしている方
この記事の目次です⇊
<この記事を書いている人>
◆医療系転職エージェント歴13年目、自らも転職を6回経験。
◆ストレスで1年未満で離職した経験あり。挫折の辛さを味わいました。
◆自分の経験から、キャリアで悩む方の助けになりたいとエージェントを目指す。
◆転職系メディアへの記事掲載実績があります。
◆CDA、国家資格キャリアコンサルタントを保有。
前回の記事はコチラ⇊
失敗が人生で必要な理由
失敗についての名言はたくさんあります。
「成功から得るものは何もないが、失敗からは多くのものを得る」
「成功する人は失敗から学び、別の方法でやり直す」
ーデール・カーネギ(作家)ー
「失敗と書いて、せいちょう(成長)と読む」
ー野村克也(プロ野球監督)ー
私が好きなものをいくつか挙げました。
いずれの名言にも、
共通する考え方があります。
それは、失敗することでしか得られないものがあり、
次のステージに進めるということです。
ポイントは、
「失敗すると得られる」のではなく、
「失敗しないと得られない」ということ。
似ているようで、
大きく意味合いが違います。
成功は一種の足踏み状態である
誰もが、失敗などしたくなく、
成功し続けたいと思うものですよね。
ある商品に精通した営業マン
を例に考えてみます。
長く同じ商品を扱っていると、
知識が蓄積されるので売り方がわかってきます。
顧客とのリレーションも長くなるほど
強くなるので、成功し続ける可能性が
更に高くなります。
新しいことを学ばなくでも、
売れるようになるんですね。
ここが、成功の落とし穴です。
もちろん、一つのことを極めることも
考え方としては間違ってはいません。
成長が止まっていることに
気づけるかどうか、ここが肝です。
失敗は人生を前にすすめるための「オール」
成功し続けることをボートに乗っている自分に
例えると、オールも無く波間に漂っている状態。
ゆらゆら揺れて気持ちは良いですが、
全く前に進んでいない。
失敗すると、人生を前にすすめる
「オール」を手にすることが
できます。
その「オール」を使い前に進むためには、
失敗を前向きにとらえて活かす考え方が
必要です。
失敗を前向きにとらえる5つの考え方
失敗を前向きにとらえ、人生を次のステップに
進めるための考え方を紹介します。
1、失敗したということは、新しいことに取り組んだということ
失敗した自分を褒めてください。
そうです、あなたは新たな事に
取り組んだために失敗したのです!
同じことをやり続けるのは、
正直楽です。
そういった状況に危機感を感じ、重い腰を上げて
チャレンジしたのなら、その時点で既に成功です。
大事なことは、失敗を無駄にしない
ある一つのことを実践するかどうかです。
(後半で書きます)
2、失敗は、自分の現在地を教えてくれて、進むべき道を指し示してくれる
失敗は、自分に客観的な
視点を与えてくれます。
失敗しない状態が続くと、
同じことが繰り返され、
どんどんと視野が狭く
なってきます。
その間、周囲は新たなことを学び、
次のステージへ進んでいるのに、
気づいていない危険性があります。
失敗により現在地が見え、
次に何をやるべきなのかが
見えてくるのですね。
私は今回技能検定2級実技試験を受けて、
実際のキャリアコンサルティングの
回数が足りないことが見えました。
転職エージェントとして働くと、
求職者と話す機会は多いのですが、
転職を決めてもらうことが目的
となるので、純粋なキャリアコンサル
ティングにはならないケースが実は
多いのです。
失敗から、自分の現在地が見えた
ことは大きな収穫でした。
3、失敗は、自分に足りないものを教えてくれる
2と似ている内容ですが、
失敗により現在地がわかれば、
何が足りないのかも見えてきます。
仕事の話ですが、昨年の10月~11月
私は大失敗の連続で、メンタル
ぼろぼろでした。
転職支援を行った方が複数名、
早期に退職してしまったのです。
転職エージェントにとって、
早期退職ほど辛いものは
ないんです(号泣)
ただ、その経験から自分に
足りないものが明確に見えました。
それは、市場の変化に対して支援方法を
従来通りにやっている事でした。
それがわかったので、今年からは支援方法を
少し変えるようにしました。
結果はまだこれからですが、少なくとも日々
納得しながら仕事ができている手応えがあります。
失敗が無ければ、足りないものに気づけず、
今年も同じ繰り返しに陥っていたかもしれません。
4、挑戦するプロセスを楽しむ
これは、新たなことに取り組む過程を
苦行にしないコツだと思っています。
資格試験などは、合格、不合格が明確。
プロセスが苦行になりがちです。
例えば、同じゴールを目指す仲間と一緒に
勉強する。勉強後の飲み会が楽しみになる
かもしれません。
また、仮に結果が不合格でも、
勉強のプロセスにおいて
自分に残るスキルを身につければ
それは財産になります。
私は、技能士2級実技試験を受け、
試験をテクニカルにこなすことに
寄りすぎていると感じました。
キャリアコンサルタントとして
「自己一致」が足りないと
感じたのです。
合格はもちろん目指しますが、
キャリアコンサルタントとして
足りないことを、楽しみながら
身につけて、次回試験に臨み
たいと思ます。
5、同時に複数のことに取り組む
頭の切り替えと、たまったストレス
の発散も大事です。
受験や、資格試験にチャレンジすると、
それだけに最大限の時間を投下したく
なりますよね。
公認会計士、弁護士などの難関資格は
仕方ないのかもしれません。
いくつかの活動を同時並行で行うと、
失敗したときのショックをある程度
受け流せる効果もあります。
分散効果とでもいいましょうか。
私でいえば、このブログと、
ランニング&筋トレ。
ランニング&筋トレは正月にちょっと良い
ウェアも買い、アプリで走った距離を記録
しながら行っています。
何事も一つだけに集中すると、
無くなったときのダメージが
大きくなりがち。
特に体を動かすことは絶対に
おすすめなので、自分に合う
運動を見つけましょう。
失敗を「本当の失敗にしない」たった一つの大事なこと
「失敗を前向きにとらえることができた!」
それは素晴らしいことです。
それだけでは、自分の人生を次の
ステージに進めるには足りないこと
があります。
それは、
行動を変えることです。
失敗により自分の現在地は見えました。
足りないこともわかりました。
しかし、自分の行動を変えないと
意味がないのです。
その時に邪魔をするのは、
プライドや固定観念です。
「自分のやり方は間違っていない」
「今までこれで成功してきたから」
「年下の言う事なんて聞いてられない」
こういう考えがあるなら、
すぐにゴミ箱に捨ててください!
行動を変えることで、
失敗は失敗でなくなります。
2024年も始まったばかり。
失敗を恐れずにトライする
1年にしたいですね。
【まとめ】失敗を前向きにとらえる5つの考え方
当記事の要点をまとめます。
・失敗は人生を次のステージに
進めるために必要である
・成長は「失敗すると得られる」のではなく、
「失敗しないと得られない」もの
・失敗を前向きにとらえるコツは5つ
①失敗したということは、新しいことに取り組んだということ
②失敗は、自分の現在地を教えてくれて、進むべき道を指し示してくれる
③失敗は、自分に足りないものを教えてくれる
④挑戦するプロセスを楽しむ
⑤同時に複数のことに取り組む
・失敗の後は、行動を変えることが大事
この記事が、挑戦する方全ての
お役に立てますと幸いです。
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【この記事の執筆者】
キャリア応援隊長(国家資格キャリアコンサルタント)
医療系転職エージェントで約12年間、1,000名以上の相談件数、350名以上の転職支援に携わってまいりました。キャリア相談、面接練習のお問合せはお気軽にご連絡くださ
い。
☆詳しいプロフィールはコチラ⇊(coconalaの紹介ページへ飛びます)☆
キャリア応援隊長さん(人材紹介・派遣営業職)のプロフィール | ココナラ (coconala.com)
■保有資格等■
・国家資格キャリアコンサルタント(登録番号:16124882)
・CDA(キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)(登録番号:CDA138340) ・ジョブ・カード作成アドバイザー(登録番号:on17-00334)
・SynapseMarketingCollege/マーケティング・ベーシックス講座修了(2007年10月期)
・アサーティブ・ジャパン/アサーティブ・トレーニング基礎・応用講座修了(2020年11月・2021年2月)