その我慢、本当に必要ですか?
私たちは常に何らかの我慢を
強いられていますよね。
多くの日本人の中には、
「我慢は美徳」と
いったような感覚も
あるのではないでしょうか。
でも、我慢することが、幸せを、成功を
遠ざけているとしたらどう思いますか?
今回は、我慢しない生き方について
考えてみたいと思います。
目次です⇊
独立開業を目指す私に父親がいった言葉
私は過去に何度か、本気で独立して仕事を
しようと考えたことがあります。
独立したい方に参考になる記事はコチラ⇊
実際会社を辞めて、カイロプラクティックの
学校へ行こうと計画したこともありました。
その際、人生の先輩である
父親にも何度か相談をしましたが、
その都度、必ず言われた言葉がこれでした。
「独立なんかうまくいかないからやめておけ。
どうしてもやりたければ、定年後に
やればいいじゃないか。」
父親は、日本人なら誰もが知る商品を作る
某大手食品メーカーで定年まで勤めあげた人。
高度成長期を経験した年代でもあり、
我慢して会社の中に居続けることが、
安定してゴールできる方法であると
考えていたとしても不思議ではありません。
父親の言葉に悪気はなかっただろうし、
純粋に息子を心配しての言葉だったんだと思います。
結局私も、独立に踏み切れず今に至っています。
今の時代に我慢するメリットは?
時代は変わって、終身雇用は崩壊。
より良い待遇を求めて転職することは当たり前。
副業解禁、フリーランスのマッチングサイトは
隆盛を極めています。
キャリアに対する考え方は否が応でも変わる。
大転換といってもいい。
それでも、勤め先がそこそこの規模であれば、
何かと我慢しながら会社に所属することが、
一番の安定であるという人も多いのではないでしょうか。
大切なものを手に入れるための「我慢」への考え方
コーチ大学創設者、トマス・レナードは、
以下の著書の中で我慢を排除すべきと説いています。
一部を抜粋します。
※トマス・レナード著、堀 紘一(訳)
「柔軟であること、適応すること、感謝の心を持つことーすべてよいことである。
だが、人は時としてこの美徳の観念に縛られすぎ、ムダな我慢をしてしまうことが多い。「我慢」は、人を煩わせ、エネルギーを吸い取る、排除すべきものである。
私がコーチした人々の八割は、何かしら我慢しながら生きていた。」
「我慢はあなたを枯渇させるのだ。自分から見て魅力的な自分でなくなってしまい、
創造力は失われ”月並みの人間”にしかなれない。
何かを我慢している時というのは、あなた自身が理屈をつけて自分を納得させようとしている場合が多い。同僚に軽蔑されないためとか、人間関係で嫌な思いをしないためとか、身の回りに何か気が滅入るようなことがあるとか。それら自分を偽っているにすぎない。」
「自分が本当に望む人生を手に入れるには、もっと”敏感”になることが不可欠だ。つまり、感覚を麻痺させる「我慢」は、追放しなければならない。そうしてはじめて、自分にとって一番大切なものに、全エネルギーを注ぎ込むことができるのである。」
どう思われますか?
理解はできても、
自分のありたい姿とのギャップに折り合いをつけ、
我慢を重ねるのが現実でしょうと思われる方が
まだ多いのではないでしょうか。
しかし、自分の生きたいように生き輝いて見える人は、
自分の心のアンテナに”敏感”に反応し、
それを信頼し行動した結果、そこにたどりついているわけです。
心のストッパーを破る方法
ムダな我慢をせず、自分の心の思うままに生きたい。
何が、それにストップをかけるのでしょうか。
代表的なものは、不安です。
失敗する不安・・・
お金がなくなる不安・・・
周囲に嫌われるのではないかという不安・・・
不安は、本来の自分の行動に
ストップをかけてしまう要素ですよね。
では、不安を克服し、
自分らしい行動が身につく
方法はあるのでしょうか。
私は、
言葉から変えてみることを
おすすめします。
私自身、周りにどう思われるかを
とても気にしてしまうタイプで、
言いたいことを飲み込んでしまう、
内容のカドを取って言ってしまうことが多くありました。
しかし、あるときから、
自分の心に浮かんだことをそのまま発言する
ことを心掛けました。
自分が発言しようとするときは、
無意識のうちに、頭の中のフィルターを通しますよね。
不快に思われないか・・・
的外れではないか・・・
生意気と思われないか・・・等々
このフィルターを取っ払うようにしました。
頭に発言が浮かぶ→×フィルターにかけない×
→そのまま口に出す。
これは結構効果があります。
自分への自信につながりました!
まず最初にわかることは、
そのまま口に出しても
何も問題は起こらないということです。
頭の中のフィルター自体が、
ムダな”言葉の我慢”を作りだしていたんですね。
まとめ
我慢に対する考え方をまとめます。
我慢は、自分を偽ること
我慢は、自分を枯渇させること
我慢は、自分を魅力的ではないものにさせること
我慢をやめることで、
自分が本来やりたいことに
全力を注ぎ込める。
創造性を発揮できる。
私自身まだまだ気持ちに波があり、
我慢しちゃっていることも多いですが(汗)
小さな一歩からはじめることで
自信がつき、きづけば遠くに
いくことができると思います。
ありたい自分に向けて、
一歩踏み出してみましょう!
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