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【好きな仕事に出会う事とは】辞める前に考えてほしい、仕事のゴールのとらえ方。

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「退職することになりました。

最後の出勤は、今週末です・・・」

 

ネット求人広告を扱うD社。

女性担当者からの連絡は、

予想していなかった内容だった。

 

新規事業として始めた、

医療事務の人材紹介。

資格を必須としない職種だからか、

求職者を獲得するハードルは低い。

 

ただし、質が課題だった。

未経験者が多く、

なかなかマッチングしないのだ。

 

D社とは、今回が初めての取引。

業界大手のR社、M社と比較すると

媒体力は劣るものの、

一枠の単価がかなり安い。

ここが、利用する決め手となった。

 

今のところ、

想定する人数の獲得はできていない。

登録者の質も、期待に届いていない。

 

安いから仕方ないと、

諦めるわけにはいかない。

ちょうど相談して改善したい、

と思っていた矢先の連絡だった。

 

「次の会社は決まっているんですか?」

「実は決まっていないんです。

勢いで辞めることにしちゃいました。」

「やりたいことはあるの?」

「IT系の会社に行きたいと思っています!!」

 

コロナ禍、

IT系企業の業績は軒並み好調だ。

広告業界に、

未来を感じなかったのだろうか。

 

急な引継ぎ、後任は・・・

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引き継ぎは、

ZOOMによるオンラインでおこなった。

 

現担当者、後任担当者、

その上司の3名がモニターに映る。

申し訳なさもあるのだろう、

現担当者はやや伏し目がちだ。

 

後任は、若手の男性だった。

やけに話し方がキッチリしている。

 

引き継ぎの挨拶もそこそこに、

後任担当者が話始めた。

 

「御社の広告の課題を、私なりに分析してきました。

改善策を提案させていただきたい。」

 

やや意表を突かれた。

今日は挨拶だけと踏んでいた。

一通り提案を受けた。

 

驚いた。

 

後任の彼が指摘した部分は、

こちらが課題だと思っていた

部分とほぼ合致していた。

 

とてもよく調べている。

挽回しようという気概を、

モニター越しに感じた。

 

退職する彼女には申し訳ないが、

広告を納品したら終わり、

という姿勢が仕事に見えていた。

 

思ったほど広告効果が出ていないことにも、

改善しようとするアプローチがなかった。

 

彼は違った。

クライアントにとって

利益を生むまでが

仕事であると捉えている。

 

ZOOMの面談は一時間程度で終了した。

確かに、改善への道筋が見えた。

希望の光が遠くにみえてきたことに、

私自身も安堵した。

 

扱う商品のギャップに絶望

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私は、30代前半に転職をしている。

 

その辺のエピソードはコチラを⇊

www.careerconsultant.me

 

映像メディアの製作、

動画配信の仕事は

未来を感じさせてくれたが、

当時の私自身の未熟さで、

一年でリタイア。

 

転職先は、

営業なら何でも良かった。

正直、精神的に疲弊し、

そこから逃げたかった。

 

たまたま縁があったのが、

キッチン用品のメーカーだった。

 

まあ、料理は嫌いではないし、

飲食店で働いていたこともある。

興味を持てない商材ではない。

 

営業としてやることに、

大きな違いはないだろう

と思い入社を決断した。

 

入社初日、

忘れもしない感覚が自分を襲った。

 

先輩社員はほぼ全員営業で外出。

がらんとしたオフィス。

 

「とりあえずこれ見ておいてね。」

 

渡されたのは商品カタログ。

そこには、金属を素材とした

多種多様なザルが載っていた。

 

俺はこれからずっと、

これを売り続けるのか。

 

動画配信からザルへ。

ギャップがありすぎた。

激しく後悔した。

 

とてつもなく誤った

選択をしたのではないか。

急に、身体が熱くなり、

冷汗が出てきた。

 

しばらくして、

先輩へ同行するようになった。

必死に教わることをメモした。

 

問屋やバイヤーは、

新人に優しくしてくれるのは最初だけ。

売りが取れる商品提案がなければ、

扱い商品を減らされる。

 

勉強は、したと思う。

その甲斐あってか、

徐々に、ザルやフライパン一つとっても、

実に奥深いことに気付き始めた。

 

使用している素材、成型方法、サイズ。

販売店の棚は、

これらの商品の多様な組み合わせで

構成されている。

 

季節や、時々のトレンドを取り入れた

商品構成を提案することも、

この仕事の面白いところだと

気づき始めた。

 

いかなる商品やサービスであっても、

深堀りすれば、面白みが出てくる。

そこに、自分の個性や考えを

発揮する余地が出てくる。

 

結局この会社は3年で辞めてしまったが、

深堀することの大切さを学んだ。

 

自分にとって、

必要な回り道だったと思う。

 

好きな仕事とは

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「好きな仕事には、

どうやったら出会えるんでしょうか?」

 

転職支援をしていて、

よく聞かれる質問の一つである。

 

子どもの頃に夢中になったことに

疑いを持たずやり続け、

大人になって、

それを仕事とするのは理想だと思う。

 

しかし、それはごく一部の人だ。

 

多くの人は、大人になるにつれ、

「世の中の常識」を覚え、ある意味賢くなり、

ある意味子供の頃の夢を諦める。

(個人的には、安定を是とするような

日本の教育にも問題があると思うが、

それはまたの機会に書きたい。)

 

目の前の仕事の好き嫌いは置いてみて、

まず、深堀してみる。

そうすると、奥深さが見えてくる。

 

専門知識が付く。

専門知識が付いてくれば、

自分なりの考えを付加し、

独自の提案もできるようになってくる。

 

そうすると、

どんどん仕事がおもしろくなってくる。

それが、好きな仕事になってくる。

 

今、

目の前の仕事にやりがいを

感じないと思う人は

大勢いると思う。

 

一つ考えてほしい。

 

自分の仕事が、

相手に届けるまでで終わっていないか。

相手の利益を高めるまで踏み込めているか。

 

プロ野球選手も、

動画配信の提案も、

ザルの販売も、

どれも、仕事だ。

 

仕事に上も下も無い。

 

違いが出るとしたら、

どこまで深掘れているかどうか。

 

キャリア・アンカー

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後任担当者の提案により

修正した広告が掲載され、

一週間ほど経過した。

 

明らかに、

以前より登録人数は増えている。

次回は、その結果の振り返りを実施する。

さて、どのように深掘ってくるのか。

 

繰り返しになるが、

今までより一歩、二歩仕事へ踏み込む。

 

きっと、クライントからは

今までと違う反応が返ってくる。

やりがいにつながる。

 

その経験は、

どこへ行っても流されることが無い、

自分自身の錨(いかり)となって

くれるに違いない。

 

こんな世の中だからこそ、

辞めてしまう前に、伝えたかった。

 

 

過去記事です⇊

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