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【店を閉める】決断をした社長から得られた気づき。

先日、

医療機関を閉める決断をした

社長とお会いしてきた。

 

もともと人件費などコスト高で

利益はぎりぎり。

そこへ競合店が、

参入してきた。

これがとどめとなる。

なるべく負債が膨らまないよう、

年内に閉めることを決断した。

 

従業員は、

全員解雇を見込んでいる。

まだ知らされてはいない。

 

訪問の目的は、

再就職支援の相談。

 

社長は、

閉店後の従業員の行き先を

大いに案じていて、

関連する医療機関へも

相談しているという。

 

従業員への熱い思いを感じた。

 

何とか力になりたい。

ビジネスは大事だが、

その思いに応えたい。

いつも以上に力が入った。

 

成功のカギは思いを伝えること。

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男性社長。

自身も医療職として現場で働いていたが、

親族が経営に関わっていたこともあり、

社長を任されたという。

 

雑談から始まる。

とても落ち着いている。

いかにも「社長」という、

パワーやオーラは感じない。

アクの強さは皆無である。

 

熱い思いは、

内に秘めているのかもしれない。

こちらとしては

話しやすいタイプの社長だ。

 

提案が始まった。

アウトプレースメントの仕組みを

資料とともに説明する。

 

本来、アウトプレースメントは

支援する従業員1名あたりに対して

費用をいただく。

 

今回はノーフィーで請け負う。

支援する従業員は、人材紹介の流れで

転職支援を行う。

転職が決まれば

企業から手数料をいただく。

 

ただ、転職が決まらなければ

売上ゼロの可能性もある。

 

手間をかけた分の

稼働費が回収できない恐れがあるのだが、

そこは、飲んだうえでの今回の提案だ。

 

私達からすれば、

複数名の転職希望者を一挙に

いただけるのだから、

メリットがあると判断した。

 

「社長の、社員に対する思いを引き継ぎ、

誠心誠意、皆さんを支援させていただきたい。」

 

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熱弁した。

 

アポイントのミッションは、

社長から再就職支援のGOをいただくことだ。

ポイントは、社長と思いを一にすること。

資料も、私の説明も、

そこにぬかりはなかったと思う。

 

社長の反応は・・・

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社長の反応が鈍い。

暖簾に腕押し。

私は提案を一通り終えた。

 

「で、これの費用は?」

 

提案後、社長の第一声。

 

そうか、

費用が不明確だったので、

反応が鈍かったのか。

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フィーはいただかないこと、

その代わりに、

従業員の再就職支援を

一手に任せてほしい旨を再度説明した。

 

手始めに、

社長と従業員との面談に私どもを

同席させてほしい。

そこで、再就職支援

プログラムを説明させてほしい、

と訴えた。

 

ところが、ますます、

社長の反応が鈍くなる。

 

私は焦った。

 

費用はかからない。

再就職支援プログラムを

社員に提供することで、

社長の思いを伝えられる。

 

いったい、

何が足りないのか??

 

そのとき、

他の社員が質問をした。

 

「社長さえよければ、同席は必要ありません。

私達が全て説明することもできますよ。」

 

明らかに社長の反応が変わった。

その後の説明では、相づちや、

「なるほど。」という返答が何度も返ってきた。

 

私はそこで気づいた。

 

社長と社員は、

今まで面談などほとんどしてこなかった。

閉店すると決まったときに面談をしたところで、

社長は、社員から何を言われるかわからない。

 

社長と社員の関係は、

100あれば100通りだし、

うまくいっているとも限らない。

 

閉店を惜しみ、社員は涙する。

社長は社員の再就職のために、

私財を投げ打つ覚悟で最後まで

奔走する。

 

そんな

ドラマのようなことばかり

あるわけが無い。

 

結局、再就職支援については、

了解をいただいた。

 

得られた気づき。

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相手の立場に立ってものを考える。

営業や仕事の基本である。

 

しかし、普段なかなか接しえない

シチュエーションがある。

 

そういうときは、

どれだけ想像力を働かせることが

できるか、である。

 

キャリアコンサルティングは、

従業員に寄りがちなところがある。

経営者に行う機会があることも

念頭に置かなくてはならない。

 

経営者も一人の人間だ。

負担を感じていることもあれば、

避けたいと思っていることもある。

 

決めつけないこと。

相手の反応をみて、

柔軟に質問を変えてみる。

そうすることで、

真のニーズに辿り着く。

 

別れ際、

肩の荷が下りたように、

社長の表情がリラックスして

見えた。

 

考えさせられる

一日だった。

 

 

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