おはようございます。
就活にかかわる興味深い商品を発見!
目次です⇊
就職関連の過去記事です⇊
「内定辞退セット」が売れる背景
「内定辞退セット」って何?
と最初驚きましたが、学生が就職活動を行う中で
企業へ辞退を伝える際の文例や、便せん等をまとめたセットの事です。
発売元は日本法令。
便箋と封筒、内定辞退のアドバイスがセットになっており、
価格は550円。
この商品が今、売れているそうです。
参考までに、大卒の就職求人倍率のデータを一部拾ってみますと、
- 2020年3月卒 1.83倍
- 1996年3月卒 1.08倍
- 2000年3月卒 0.99倍
特にひどいのが、1995年~2005年の間の「就職氷河期」世代。
97年に1.45倍、98年は1.68倍とやや持ち直しますが、
それ以外の年は全て0.9~1.3倍台。
今年の新卒が1人に対し2件弱の求人があるのに対し、「就職氷河期」世代は
概ね1人に対し1件強という状況でした。
ちなみに私は大学に入って入れば、2000年卒。
バンドに明け暮れ就職活動をしなかったため
就活の厳しさを味わっていませんが、
周りの同級生はさぞ苦労したのではないでしょうか。
若い人たちのコミュニケーションも影響??
この「内定辞退セット」が売れる背景、
複数内定を得られる状況になったことが一番と考えられますが、
- 「内定の断り方がわからない」
- 「辞退の連絡ができない」
という学生側の心情も背景にあるようです。
1、は若い人たちのコミュニケーションの変化も理由かもしれません。
今はSNSやLINEなどのネットツールが全盛の時代。
ライトな文面で高頻度にコミュニケーションを取る事には長けていますが、
電話での直接の会話や、社会人としての作法にのっとった文章を書くことが
苦手な学生が増えているのかもしれません。
2、は売り手市場ゆえ企業も早く内定を出す傾向があるので、
その分、社長や人事担当者との付き合いも長くなるため、親密感が増し
辞退が言い出しずらい、心理的影響もあるようです。
時代が変われば新たなサービスが生まれる
新卒も、中途も売り手市場。
「退職代行サービス」も既に一般化してきました。
この「内定辞退セット」を知り、
こちらも時代を反映した商品だなあと感じました。
まとめ
購入した方には、
「内定辞退のポイント」WEBセミナーも受講できるようで、
講師の方はCDAではないですか(汗)
コチラ⇊
https://www.horei.co.jp/roumu/r382/
こんなところにもキャリアコンサルタントの出番が
あるんですね。とても参考になりました。
時代の変化は、新たなビジネスを産むチャンス。
行き詰っても、時代を読む力を鍛えれば、
必ず突破口は見つかります。
今日も明るく、前向きにいきましょう・・・!!
☆本日の一枚☆