40歳を過ぎると、
気持ちがガラッと変わった。
20~30代は、失敗が許される時期。
何ごとも経験、
成長と思って取り組める期間。
しかし40代は違う。
「結果」と、
組織にとっての存在意義が問われる。
キャリア・アンカーを提唱したシャイン博士は、
35~45歳をキャリア中期の危機と表現した。
私は今、43歳。
最近、組織で生き残り、
必要とされるための
気付づきを得ました。
それを書きます。
目次です⇊
令和時代の40代
メンバーシップ型雇用の終焉
色々なところで書かれているが、
「メンバーシップ型雇用」
の見直しが叫ばれている。
メンバーシップ型雇用とは、
一つの会社で長く働くことを前提として、
人に仕事を割り当てること。
会社が続くこと、
社会構造が大きく変わらないことを
前提とすれば、
会社の成長に合わせ、
適宜配置できる人材を多く抱えることは
メリットがあった。
しかし、
IT化、グローバル化の波は
予想以上に速く日本企業を飲み込み、
根こそぎ変化させた。
トヨタは自動車メーカーから、
街づくりの企業へ進化しようとしている。
フジフィルムは、既にカメラを
メインで売る企業ではない。
シャープは、日本企業ですらない。
こんな時代に、
40代はどうすればよいんだ??
組織で生き残る2つのフォロー力
40代よ、嘆くことはない。
今までの経験を活かしながら、
必要とされる人材で
居続けることはできる。
それを実現するのは、
「2つのフォロー力」である。
① 情報のフォロー力
40代の強みは、
ビジネスを潜り抜けてきた経験値と、
組織の中での影響力ではなかろうか。
そこへ「情報力」を
プラスする。
特に、ITは切り離せない。
今でいえば、
オンラインを
効果的に活用した組織運営など。
まず、知識をつける必要がある。
ここは、情報収集と勉強だ。
自粛生活が功を奏して、
時間は以前よりあるはず。
そして、40代自らが提案、発信する。
実務は若手に振ればよい。
ミソは、実務で若手と張り合わないこと。
そこは任せて、40代は旗振り役でよい。
組織の中での影響力の見せ所だ。
RPAや、AIソリューションも
近い内に業務で普通に利用するときが
来るだろう。
情報をフォローし続け、
組織に向け、発信し続けよう。
② 360°の人間フォロー力
組織は結局「人」である。
ITは進化する。
オフィスにほとんど
行かなくなる日も
そう遠くはない。
コロナが加速させた。
それでも、人はいなくならない。
だから、人々を
元気づけ、モチベーションを高め、
ストレスを発散させることが、
結局は企業をつくる基礎になっている。
それを一番
うまくできるのは40代だ。
20~30代は自分のことで精いっぱいだし、
先輩への遠慮もある。
40代は、
一つの企業に長くいたと仮定すれば、
ある程度一目置かれていて、
色んな人に声をかけやすいはず。
部下だけではない、
上役や、社長にだってどんどん声をかける。
特に中小企業の社長は、
これからは更に大変だ。
時代の変化スピードが速いだけでなく、
ウイズコロナへの対応もある。
上にも下にも、右も左も声をかけまくる。
話を聴きまくる。
テレワークが恒久化されると、
コミュニケーションロスが必ず問題になる。
そんなときハブになれるのは、
一目置かれている40代。
今から、視線を外に向ける
気概を見せておこう。
ここだけ読んでも要点がわかるまとめ
40代のサリーマンが組織で生き残るために必要な、
2つのフォロー力とは。
① 情報のフォロー力
業務の効率化やオンライン対応にかかせないITの知識を、
どんどん発信しよう。影響力のある40代が行うことで
実現も早まり、それによりあなたの価値も上がる。
実務は若手に任せればよい。
旗振り役をしっかり務め、責任を負えばよい。
② 360°の人間フォロー力
上下関係なくコミュニケーションを取り、
フォローしまくろう。
気の利いた話なんてできなくていい。
話を聴くだけでもよい。
どんなに技術が進んでも、人はいなくならない。
人の心の部分を支えることで、
組織を支える要となろう。
いかがでしょうか?
是非コメントなど
いただけますと幸いです。
40代の皆さん、
気づいたときがスタートです。
一歩踏み出せば、
そこから道は始まります。
お互い前を向いていきましょう!!
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